2014-12-2
撮影からデータ管理までを一元的に行う
ImagePilot Aero
RSNA 2014 [第2日:12月1日]
プライマリーケアにおけるIT製品・サービスの提供を重要な事業分野と位置づけているコニカミノルタでは,コンソールと画像参照ビューワ,ファイリングの機能を持つオールインワンシステムと位置づけている「ImagePilot」(日本名:Unitea α)を中心に,展示やデモンストレーションを行った。X-rayの取材報告でも触れたように,「AeroDR」シリーズのワイヤレスFPDと組み合わせて,撮影から診断,その後のデータ管理までを効率的に行う「ImagePilot Aero」を展示。すべてImagePilot上から操作できることで,限られたスタッフで診療業務を行っているクリニックにとっては,利便性の高いシステムだと言える。
また,データのバックアップなどを行うクラウドサービスの「Infomity」も紹介した。これはデータのバックアップのほか,データ共有,遠隔診断など地域医療連携につながるサービスを提供する。クラウド上でデータの管理や共有を行うことで,医療機関にとっては,コスト削減などのメリットも期待できる。
“Primary Imaging Solutions - Right Solutions. Right Time.”という今回の展示テーマのとおり,ITにおいても,質と効率性を両立したソリューションを同社は提供している。
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