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2024-3-25

ブースNo. C2-07

●担当者からのメッセージ

根本杏林堂では，造影検査を通じてより良い造影効果や造影技術を探究しております。その取り組みが造影検査を受ける患者様の負担軽減や画像診断の発展へ寄与すると考えております。その為に，医療現場のお客様に寄り添い深い関係を築き，日進月歩の医療業界で持続可能な造影技術をこれからも提供し続けたいと思います。些細な事でも構いませんので，日頃気になっていることがございましたら，ご意見をお聞かせいただければ幸いです。是非，ブースまで足をお運びください。お待ちしております。

●ここが見どころ

CT用造影剤自動注入装置『DUAL SHOT GX10』
GX10はGX7で培われた最適な造影環境構築に必要な技術が集約された商品となっています。例えば，従来のヨード量規定法である体重法で懸念されていた患者体格の違いに起因する造影効果の過不足に対応するため，患者体格を考慮したAdBW（Adjustment Body Weight Protocol）を採用し，最適な造影剤投与を目指しています。GX10より「圧力監視モニター」が標準装備され，全てのユーザーに検査室内での安全確認を提供します。またGX7に引き続き，「CEエビデンスシステム」と「造影剤モレ検知サポートシステムLD」がオプションとして準備されており，施設によって異なる検査環境に応じた安全をサポート致します。

●主な展示製品

AG用造影剤自動注入装置『PRESS DUO elite』
造影剤と生理食塩水の同時注入が可能なPRESS DUO eliteは，それぞれが充填された2本のシリンジを載せることで，コントロールパネルの設定から任意の造影濃度を提供することが可能になります。これにより，ステント留置後の状態を評価するCT-like imageやIVRCT検査など，同時注入を必要とする検査に対し有効となります。

MR用造影剤自動注入装置『Sonic Shot 7』
超音波モーターを採用したMRI用非磁性体造影剤注入装置Sonic Shot 7は，操作性に定評のあるCT用インジェクターと統一することで，シンプルかつ高い操作性を実現しました。安全性についても，従来から採用しているドリップ機能や遅延造影時の撮影時間を知らせるタイマー機能を搭載しております。

オプション構成品
『CEエビデンスシステム』
医療安全へのニーズに応えるシステムとして，造影検査情報管理システム「CEエビデンスシステム」は，インジェクターと院内ネットワークを専用のゲートウエイを介して繋ぐことで，相互に診断情報をやりとりすることが可能となります。これにより，画面に副作用や腎機能測定値などの造影検査に欠かせない重要な情報を表示することができ，検査の適否を簡単に判別できます。万が一，副作用情報などがある場合はアラート表示が出るため見落としのミスもなくなり患者様の安全性向上に寄与します。また，造影剤の投与結果を自動的に院内ネットワークに保存することができるため，確実な診療情報の反映につながります。さらに，会計システムとも連携できるため，造影検査に関する請求ミスも防ぐことが可能となります。

●セミナー情報

第83回 日本医学放射線学会総会
共催社名：株式会社 根本杏林堂
開催日時：2024年4月12日（金）12:00-12:50
会場：パシフィコ横浜 会議センター　3F 311+312（116席予定）
セミナーテーマ：造影に関するテーマ

座長：粟井　和夫 先生
広島大学大学院医系科学研究科　放射線診断学研究室　教授　

New Horizon Contrast Enhancement
演者(1)：Dr.Bae,Ty Kyongtae
Professor, Department of Diagnostic Radiology, University of Hong Kong

循環器領域の造影CT-撮影法の最適化に向けて‐
演者(2)：立神　史稔 先生
広島大学大学院医系科学研究科　放射線診断学研究室　診療准教授

●根本杏林堂ブース