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2024-4-14

インフィニットテクノロジーブース

グローバルに展開するインフィニットテクノロジーは，画像解析やレポート作成AIと連携可能な医用画像情報システム「INFINITT PACS 7.0」やデザインや仕様などをバージョンアップした放射線情報管理システム「INFINITT RIS」など，読影医の負担軽減に貢献するソリューションをメインに紹介した。INFINITT PACSは，AIソフトウエアを利用できる「INFINITT AI Platform」を提供，画像解析に関する国内外の多くのAIソフトウエアとの連携実績がある。さらに，Y’s READING社の「Y’s CHAIN」は，入力した単語からAIによる自然言語解析を基に次に続く例文や定型文を提示することで，所見入力時間を約30％短縮するなど読影の効率化を促進，読影医の負担軽減に貢献することが紹介された。また，放射線情報管理システム「INFINITT RIS」は，大幅なバージョンアップによりPACSなどとデザインを統一。操作性を向上したほか，電子カルテ内の情報をマークで表示し重要な情報が明確に可視化するなど，ユーザーがより使いやすい仕様とした。さらに，放射線治療画像管理システム「INFINITT RT PACS」は保存されている治療計画をWeb配信し，患者説明やカンファレンス，院外での参照が可能である。
近年，重要性が高まっているセキュリティ対策として，医用画像外部保存サービス「INFINITT Smart Archive」の導入事例を紹介した。INFINITT Smart Archiveは，コストバランスを重視し，オンプレミスとクラウドを組み合わせたハイブリッド・ストレージ運用が可能で，災害やランサムウエアなどによるデータ損失のリスクを回避する。さらに，施設のニーズに応じて電子カルテのバックアップとの一本化なども可能である。

「INFINITT AI Platform」で提供するレポート作成AI「Y’s CHAIN」

デザインを一新した放射線情報管理システム「INFINITT RIS」の情報画面

放射線治療画像管理システム「INFINITT RT PACS」はモバイル端末でも参照が可能

医療被ばく管理支援システム「INFINITT DoseM」は，ワイド画面に対応し表示項目を増加した