2021-4-17
バルコブース
バルコは,最新の医用画像表示ディスプレイソリューション,映像配信・画像統合ソリューション,サージカルディスプレイソリューションなどを展示。マルチモダリティ対応の新製品「Nio Fusion 12MPディスプレイ」やPACS向けカラーディスプレイ「Coronis Fusion 6MP」などの同社が誇る高品質のディスプレイに加え,非圧縮無遅延4K外科画像伝送ソリューション“Nexxis 4K”による映像配信環境が紹介された。
医用画像表示ディスプレイソリューションの目玉となったのは,2021年1月に販売が開始されたマルチモダリティ対応カラーディスプレイ「Nio Fusion 12MPディスプレイ」。同社の「Fusion」シリーズの最新機種で,仕切りのない30.9インチのワイド画面に多様なモダリティ画像を1画面に表示できる。2台のワークステーションを切り替え可能なKVM機能が最大の特長で,省スペース化や設備投資の削減に貢献する。また,カラー階調補正技術“SteadyColor”を搭載し,NPO法人 日本乳がん検診精度管理中央機構より適合モニタとしての認定を受けている。そのほかに12MPカラーディスプレイ「Coronis Uniti」のほか,PACS向けディスプレイとして高輝度・ハイコントラストの30インチカラーディスプレイ「Coronis Fusion 6MP」などが展示された。
サージカルディスプレイソリューションのコーナーでは,非圧縮無遅延4K外科画像伝送ソリューション“Nexxis 4K”による画像伝送環境を構成,展示した。“Nexxis 4K”は,光ファイバーケーブルにより,画像を4K解像度で非圧縮,無遅延の状態で伝送が可能である。カンファレンスルームや講堂,院長室など,院内の画像配信ソリューションとして有用で,多くの医療施設で導入されている。
また,操作室側のソリューションとして,「Nexxis WorkSpot」が紹介された。Nexxis WorkSpotは,複数のソースからの画像情報を1台のディスプレイ上で自由にレイアウトして統合表示できる。直感的なインターフェイスで,表示するソースやレイアウトを容易に選択・変更でき,操作室のワークフローを大幅に改善する。
さらに,ワイヤレスプレゼンテーションシステム「ClickShare」をリモート会議向けに進化させたワイヤレスコンファレンスソリューション「ClickShare CX」シリーズも展示された。ClickShareは,PCに「ClickShareボタン」をUSB接続し,ベースユニットをつないだディスプレイに投影することが可能なシステム。ClickShare CXでは,USB接続のカメラやマイクなどの周辺機器を統合してコントロールでき,ワークスタイルの変化により増加しているリモート会議がよりスムーズに行える。
●お問い合わせ先
社名:バルコ株式会社
住所:東京都大田区平和島5-1-1 ヤマトインターナショナルビル8F
TEL: 03-5762-8720
URL:https://www.barcohealthcare.jp