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2019-4-12

根本杏林堂ブース

根本杏林堂は，「最適な画像を得るための造影に向けて」をテーマに掲げ，CT用の「DUAL SHOT GX7」，MRI用の「Sonic Shot 7」，アンギオ用の「PRESS DUO elite」の3製品を中心に展示を行った。いずれもデュアルタイプのインジェクタで，造影剤と生理食塩水の2つのシリンジをセットして使用することができる。

特に，CTにおいては近年，低管電圧やdual energyなどの撮影における低濃度造影剤での検査ニーズが高いが，DUAL SHOT GX7ではコンソール上での造影剤の濃度設定が容易に可能で，臨床における有用性が高い。また，医療情報システムと連携し，造影剤投与の情報を一元管理する造影情報管理システム「CEエビデンスシステム」によって，造影検査に必要なさまざまな情報を取得しコンソール上に展開することで，安全な造影検査が可能となる。今回の展示では，画像表示モニタとコンソールを並べて設置し，DUAL SHOT GX7導入施設の臨床画像を紹介しながら，実際のプロトコール展開をコンソール上でデモンストレーションできるコーナーが設けられ，来場者が臨床での効果をより実感できる工夫がなされていた。

このほか，アンギオ用のPRESS DUO eliteではインジェクタの位置や角度をフレキシブルに変更可能な「スタビックスアーム」，MRI用のSonic Shot 7ではCEエビデンスシステムとの連携により副作用情報が表示されるなど安全性が向上していることなどがアピールされた。

臨床画像と実際の造影プロトコールを紹介するコーナー

CT用インジェクタ「DUAL SHOT GX7」

MRI用インジェクタ「Sonic Shot 7」

アンギオ用インジェクタ「PRESS DUO elite」