2019-3-26
ブースNo.B024
●担当者からのメッセージ
日立はデジタル技術と協創により,ヘルスケアに新しい価値を創りだすことをめざしています。診断・治療の質向上,効率の向上から患者さんへのサービス向上まで,多様な課題解決に活用できるソリューションをご提案いたします。
●ここが見どころ
MRIでは,3T,1.5T共に本邦初出展製品が並び,高画質・低被ばくを実現したCT装置,X線装置のラインナップと,エントリーモデルからプレミアムモデルまで取り揃えた超音波診断装置を是非会場でご覧ください。
●主な展示製品
DI×AI
AI技術が,放射線画像診断支援向けに進化しています。
放射線画像診断では,CTやMRIなどで大量の画像が取得され,読影負担の増大が懸念されています。AIによる検査効率や再現性の向上など画像診断支援への期待が高まっています。日立はDI×AI(Diagnostic Imaging with Artificial Intelligence)というコンセプトに基づき,放射線科の検査ワークフロー全体を効率化および高品質化する開発を進めています。
MRI装置
今回のMRIコーナーでは3T超電導MRIの新製品「TRILLIUM OVAL Cattleya」※1,1.5T超電導MRI装置「ECHELON Smart」を実機展示します。
「TRILLIUM OVAL Cattleya」は鉄濃度などで変化する組織間の磁化率の差を画像に反映させるQSM(Quantitative Susceptibility Mapping)機能,などを搭載しました。
この他,永久磁石オープンMRIの最新の撮像アプリケーションや臨床画像,そして日立独自の最先端撮像機能をご紹介します。
*1「TRILLIUM OVAL Cattleya」は「TRILLIUM OVAL」の新しいシステムソフトウェアバージョンを搭載したモデルの呼称です。
X線CT装置
SCENARIA View(シナリア ビュー),Supria(スプリア)を展示致します。
SCENARIA Viewは「被ばく低減」と「高画質化」の両立をめざした次世代の逐次近似処理であるIPV*を搭載しています。IPVは専用のオペレーションルームや追加のハードウェアを必要とせず,高い被ばく低減率においても画像の質感(Texture)を維持し,低線量時でもノイズ低減と視認性の向上を実現しています。視認性の向上は視認性に影響を与える物理特性を限りなくFBP(Filtered back projection)画像に近づけたことで実現しています。
*Iterative Progressive reconstruction with Visual modelingの略称です。
X線診断装置
汎用X線透視診断装置のプレミアム機である「CUREVISTA」(キュアビスタ)及び,逆起倒タイプを選べる胃部集団検診X線システム「ESPACIO AVANT」(エスパシオアバント),移動型X線装置「tiara airy」(ティアラエアリー)の3機種を展示いたします。
汎用X線透視診断装置では,「低被ばく。なのに高画質」をテーマに,FRC/MTNR/M-DRCなど,被ばく低減技術と透視画像の視認性の向上や細部の明瞭科などの高画質化をPRいたします。
超音波診断装置
ARIETTAシリーズのプレミアム機である「ARIETTA 850」(アリエッタ850)及び,新製品「ARIETTA 65」(アリエッタ65)「ARIETTA 50」(アリエッタ50)の3機種を展示いたします。
「ARIETTA 65」は上位機種「ARIETTA 850」の画像処理技術やアプリケーションの一部を搭載したことで,高画質や,多様な検査への対応を実現します。
高い画像性能,使い勝手の良いアプリケーション,そして快適なワークフローの3つをバランス良く組み合わせることで,内科,外科,循環器科など幅広い診療科において円滑な検査を可能にします。
X線骨密度測定装置
X線骨密度測定装置ALPHYS LF(アルフィス エルエフ)とALPHYS A*1(アルフィス エー)を展示します。
ALPHYSシリーズのフラッグシップモデルである腰椎・大腿骨・前腕*2用のX線骨密度測定装置ALPHYS LFは,DCS-900シリーズの後継機として,確かな測定精度を継承しながらも,しなやかなユーザビリティと,設置場所を選ばない省スペース設計を実現。 既存のX線撮影装置や撮影台との組み合わせに配慮した自由な設置が可能です。
*1 ALOKA ALPHYS AをALPHYS Aと呼称します。
*2 前腕測定用キット(オプション)が必要です。
●セミナー情報
セミナー名:ランチョンセミナー11
日時:2019年4月12日(金)12:00-12:50
会場:パシフィコ横浜 アネックスホール 2F F205+206
テーマ:腹部MR Imagingの臨床価値創造に向けて
司 会:粟井 和夫 先生
広島大学大学院 医歯薬保健学研究科 放射線診断学研究室 教授
演題1
3T MRI TRILLIUM OVALを用いた様々な画像解析技術
演者:檜垣 徹 先生
広島大学大学院 医歯薬保健学研究科 放射線診断学研究室 特任准教授
演題2
腹部領域における3T MRI TRILLIUM OVALの臨床的有用性
演者:中村 優子 先生
広島大学大学院 医歯薬保健学研究科 放射線診断学研究室 特任准教授
●日立製作所ブース
●お問い合わせ先
社名:株式会社日立製作所
住所:東京都台東区東上野 2-16-1 上野イーストタワー
URL:www.hitachi.co.jp/healthcare