2017-5-2
グッドマンブース
グッドマンが提供する循環器部門の総合管理ソリューション「Goodnet」は,常に医療技術の進歩に合わせて機能強化が図られている。現在,提供されているVersion6でも,最新モダリティの技術と医療環境の変化に応じて,機能の更新がなされている。循環器領域に特化したアプリケーションの数々は,スムーズな診断・治療環境の構築をサポートする。2017年のITEMでは,「Find a good solution with GOODNET!」をブーステーマに掲げて,Goodnetの進化を感じさせる最新アプリケーションのデモンストレーションが行われた。
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●Goodnetで循環器部門の業務効率アップ
Goodnetは,2000年に登場以降,循環器部門のニーズに応えたソリューションとして,長年にわたり提供されてきた。17年目に入った2017年現在,国内で400を超える施設に導入されている。また,システム更新時にもそのままGoodnetを更新するユーザーも多い。静止画,動画,波形データなどの多様な形式のデータを取り扱う循環器部門に特化し,必要とされる解析機能や使い勝手を追究することで,信頼と実績を築き上げてきた。ブース内では,実績に裏打ちされたGoodnetによるワークフロー向上の提案やアプリケーションの最新情報などについて紹介した。
Goodnetのレポートシステムである検査台帳「G-Record」を用いることで,検査オーダから画像の閲覧,解析結果の取り込み,ワンクリックでのキー画像の貼付など,シンプル操作を実現している。システムには,FileMakerのプラットフォームが採用されており,ユーザーに応じた画面のレイアウトや必要項目削除や追加など,カスタマイズが柔軟に行える。同社には,FileMaker専任スタッフがおり,アフターフォローまできめ細かく対応することも特長の一つ。サポート体制は365日で,循環器領域に特化したサービス提供のため,電話での問い合わせなどの際,専門用語がわからない,回答に時間がかかる,といったことが少なく,ユーザーに不要なストレスを与えない対応も,Goodnetが高い評価を受けている一因である。
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●世界中で評価される解析アプリケーションをGoodnetで一元管理して利用可能
Goodnetで利用できる解析アプリケーションは,いずれも世界の循環器診療の現場で広く使用されている製品がそろい,すべてのアプリケーションの一元管理が可能なのが強みである。
学術研究用プログラム「QAngio XA 3D」は,統合型血管解析システム「QAngio XA」のアルゴリズムを用いて開発されており,2方向から撮影された血管造影画像を基に“3D QCA解析”が可能。オプションで,血管造影画像のみで機能的評価を行える“QFR(Quantitative Flow Ratio)解析”を搭載できる。
IVUS/OCT解析システム「CAAS IntraVascular」は,統合型心機能解析システム「CAAS」のラインナップの一つ。直感的なマウス操作のみで各機能を扱うことがきる。IVUSのグレイスケール解析,NIRS解析,OCT/OFDI解析を標準で搭載。また,EEM・Lumen・ステント輪郭のセミオートトレース機能があり,直交する長軸2断面での輪郭の確認・修正が行え,解析時間の短縮が可能になる。
解析アプリケーションでは,このほかにも,MRIイメージ心機能解析システム「Medis Suite MR」,血管内イメージング解析システム「QIvus」,心エコー画像解析システム「TomTec-Arena」などが紹介された。
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●Android OS対応DICOM画像ビューワのプロトタイプを紹介
GoodnetのDICOM画像ビューワ「GoodView」は,血管造影画像や超音波画像などのDICOMデータだけでなく,IVUSの長軸画像の比較表示・簡易計測,フォーマット変換機能が搭載された多機能ビューワ。それぞれの機能は,直感的な操作で使用でき,医療現場から集まるユーザーからの声を集約させ,アップデートが図られている。
動画の再生・停止・画像送り・ズームという診断時に必要な動作の多くをマウスのみで行え,動画像の閲覧作業を中断することなく,より直感的な操作と無駄の少ない画像参照が可能になる。
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●お問い合わせ先
株式会社グッドマン
住所:〒465-0092 名古屋市名東区社台3丁目182番地
TEL:0120-864-522
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