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2017-3-21

ブースNo.438

●担当者からのメッセージ

今年も昨年，一昨年に引き続きキヤノンマーケティングジャパングループの中で，キヤノンライフケアソリューションズとAZEが合同でブース展示を行います。撮影から診断までのそれぞれのシーンを想起させながら，グループ全体で提供できるシステムソリューションを展開・展示します。

●ここが見どころ

【デジタルラジオグラフィ CXDIシリーズ】

デジタルラジオグラフィ CXDIシリーズのラインナップに新たに2機種が追加されます。
“CXDI-710C Wireless”と“CXDI-810C Wireless”は，従来機種「CXDI-701C Wireless」と「CXDI-801C Wireless」の基本性能を継承しつつ，軽量化と使いやすさの向上を実現したワイヤレス方式の医療用X線デジタル撮影装置です。

■ 半切サイズとして，本体質量約2.3kgと軽量化を実現（CXDI-710C Wireless）
新たにカーボン素材を採用することで，“CXDI-710C Wireless”の本体質量は半切タイプとして約2.3kgと軽量化を実現しています。また，裏面の四辺にホールド部を設け，角や側面に丸みを持たせることで，把持性（持ちやすさ）の向上と患者の負担軽減を両立しています。

■ 基本性能はそのままに，耐水性や使いやすさが向上
液体が撮影部内に侵入しにくい構造により耐水性を強化し，保護規格IPX7に準拠しました。また，撮影場所の明るさに左右されずにX線の照射範囲が視認できるよう，撮影部の表面が白色の新デザインを採用しています。さらに，撮影部への画像の保存や，撮影部とX線発生装置のみで撮影できる機能を新搭載し，電波状況が不安定な環境や緊急時の撮影に対応しています。

デジタルラジオグラフィCXDI-710C Wireless

【医用画像クラウドサービス基盤Medical Image Place】

医用画像クラウドサービス「Medical Image Place」は，「読影」・「管理」・「共有」そして，「活用」をテーマに，日々発生する医用画像の課題を解決するソリューションを提案いたします。

■“遠隔読影インフラサービス”
毎年好評いただいている，実際の読影ルームを再現したキヤノンが考える“読影”では，クラウドへの画像データ転送から読影のワークフローに最適な読影ビューワ・結果レポートシステムを体感していただくことができます。

■“医用画像システムサービス”　“医用画像クラウドサービス”
CTやMRI等の高機能化に伴い，画像データが日々増加している現在，大規模災害への対策としてBCP(事業継続計画)の観点から，クラウドでの画像データのバックアップを行う医用画像外部保管サービスと，PACS機能まるごとクラウドから提供し，医用画像のみならず，汎用画像(デジタルカメラ画像)，ドキュメントデータを患者単位でマトリックス表示できるため，一元的に“管理”することができる医用画像システムサービスを展示します。

■“地域連携サービス”
中核病院で検査した画像とレポートを連携クリニックに共有する画像共有サービスに，検査予約機能を追加しました。これにより，予約から画像・レポートの“共有”まで一連のフローでご利用いただくことが可能です。

【AZE】

3D医用画像解析ワークステーション『AZE バーチャルプレイス』にiNoir（アイノアール）シリーズが加わりました。iNoirはノイズリダクションソフトウェアとして，CTやMR画像のノイズ低減をポストプロセスで行います。ユーザーが設定する強度でノイズを低減し，読影をサポートします。
今回，本ソフトウェアをご評価頂いた2名の先生方に，ランチョンセミナーとして物理評価，臨床評価をご発表頂きます。
また初めて公開する3D解析系の新機能のご紹介，ならびにAZE展2016投稿作品のコーナーもご用意しております。

AZE バーチャルプレイス iNoir　[アイノアール]

【3Dプリントソリューション】

キヤノンマーケティングジャパングループは医療施設の3Dプリンター導入検討に対して，下記のプロセスすべてをサポートします。

(1) データ処理
　　　CTやMRIで撮影されたDICOMデータのSTLファイルへの変換
　　　特殊な造形物を作るために必要なデータ編集
(2) 3Dプリンターの導入提案
　　　施設ごとの事情や目的に合わせた3Dプリンターをご提案
(3) アフターサポート
　　　導入後も安心の全国のテクニカルサポートスタッフによるプリンター保守サポートの提供

★3Dソリューション（プリンター）スペシャルサイト
http://cweb.canon.jp/3dprinter/special/index.html
～ これからのものづくりを加速させるキヤノンの3D Solutions ～
画像処理から実際の臓器モデルまでを展示しています。ブースにお立ち寄りいただければ，医療施設内での一連の臓器モデル造形プロセスを実際の製品と造形物でご確認いただけます。

3Dプリンター ProJet460Plus

造形モデル

●主な展示製品

・デジタルラジオグラフィCXDI
・医用画像クラウドサービス基盤 Medical Image Place
・AZE バーチャルプレイス
・3Dプリンター ProJet® x60シリーズ
・Materialise Mimics inPrint
・3Dプリント臓器モデル

●セミナー情報

セミナー名：『ノイズ低減』
日時：2017年4月16日（日）12:00～12:50
会場：パシフィコ横浜会議センター　313+314
司会：南 学 先生（筑波大学附属病院）
講演1：渡邊 翔太 先生（近畿大学高度先端総合医療センター）
ワークステーション搭載型ノイズ低減処理の物理評価
講演2：片平 和博 先生（熊本中央病院）
Recent Advance in AZE Workstation -Clinical Evaluation of Noise Reduction Software in Both CT and MRI-

●キヤノンマーケティングジャパン / キヤノンライフケアソリューションズ / AZEブース