2017-4-16
キヤノンマーケティングジャパン /
キヤノンライフケアソリューションズ / AZE
ブース
キヤノンマーケティングジャパン / キヤノンライフケアソリューションズ / AZEは,今回も合同でブースを出展し,撮影や読影,術前検討など,各シーンに沿った製品・ソリューションを紹介した。デジタルラジオグラフィ「CXDI」シリーズの新機種や,医用画像クラウドサービス基盤「Medical Image Place」の新しいサービス・機能,AZEエリアでは正式リリースされたノイズリダクションソフトウェア「AZE VirtualPlace iNoir」などが展示され,医用画像にかかわる製品やサービスをトータルに提案できることをアピールした。
CXDIシリーズには,「CXDI-710C Wireless」と「CXDI-810C Wireless」がラインアップに加えられた。外装にカーボン素材を採用することで,半切タイプのCXDI-710C Wirelessでは約2.3kgの軽量化を実現。四辺に丸みを持たせることでテーブルから取り出す際にも指を掛けやすいなど,取り回しやすさが向上している。新機能として,コントロールPCがダウンした場合にも,X線発生装置とパネルのみで99枚まで撮影が可能な“スタンドアローンモード”が実装された。また,オプション機能の「ドッキングステーション」は,パネルを差し込むことでバッテリー充電やデータの転送,複数の検査室でパネルを共有する場合のセンサーチェックインができる機能が備わっている。7月より販売を開始する。
医用画像クラウドサービス「Medical Image Place」は,新しくオンライン検査予約機能を追加した地域連携サービスを紹介した。これにより,クラウドで検査予約から検査結果(画像,レポート)閲覧まで一貫した地域連携サービスとしての提供が可能になる。また,統合医療画像管理システムのコンポーネントとしてキヤノン(株)で開発している要素技術も紹介。Wi-Fi SDカードを介してデジタルカメラの撮影画像をセキュアに統合医療画像管理システムに登録する機能や,院内のネットワークカメラを統合して録画・管理できる機能,電子サインシステムなどが参考展示された。
AZE VirtualPlace iNoirは,CT・MR画像に対して後処理でノイズを低減できるソフトウェアで,逐次近似(応用)再構成画像へも適用でき,いっそうのノイズ低減が可能になる。現在は2mm以下のthinスライスへの適用だが,より厚いスライス画像に対してノイズを低減するソフトウェアを開発中である。
術前検討のための3Dプリントのソリューションとして,3Dプリンタ「ProJet Cjp 460 Plus」(3Dシステムズ社)やFDM方式の3Dプリンタ「L-DEVO」(フュージョンテクノロジー社),3Dプリントデータ作成ワークステーション「AZE VirtualPlace STL Lite」などを展示。このほか,Medical Image Placeの各種システム・サービスや,カンファレンスシステムなどを紹介した。
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●お問い合わせ先
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンライフケアソリューションズ株式会社
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住所:東京都港区港南二丁目13番29号 キヤノン港南ビル
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