2015-4-18
千代田テクノルブース
千代田テクノルは,同社が主力製品として取り扱っているStandard Imaging社のQA製品を中心に出展したほか,DOSIsoft社の照射線量モニタリングソフトウエア“EPIgray”,参考出品としてMEVION社の陽子線治療システム「MEVION S250 Proton Therapy System(以下,MEVION S250)」(医薬品医療機器等法未承認品)などを展示した。
陽子線治療システムのMEVION S250は,従来の陽子線治療システムと比較して,大幅に建物をコンパクトにすることが可能。超電導方式の加速器により省エネルギーを実現し,低いランニングコストで運用することができる。
Standard ImagingのQAソフトウエア“PIPSpro”は,TG-142で推奨されている画像解析評価を行う。各種のファントムで撮影した結果から空間分解能などを自動的に解析する。また,治療計画の二次評価を行うためのソフトウエア“IMSureQA”は,スタンフォード大学の特許技術“3-ソースモデル”のアルゴリズムを用いて,IMRTなどの治療計画における正確な線量計算を可能にしている。
日常的なリニアックのQA業務を支援する「QA BeamChecker PLUS」も展示された。測定装置に照射したデータを専用ソフトウエアで読み込むことで,容易にQA結果を得ることができる。さらに,ファントムでは,定位放射線治療のQAを行うための「LUCY 3D QAファントム」や,TG-142に対応したIGRT用の「MIMIファントム」も紹介された。
放射線治療用線量計としては,細径のチェンバー「Exradin W1」と電位計「SuperMAX」の組み合わせなどが展示された。
このほか,今後本格展開する照射線量モニタリングソフトウエアのEPIgrayは,EPIDデータから体内の線量を測定するものである。エキスパートアプリケーションのEPIgrayとWebベースで動作する“InVivo Manager”により,自動的にアラートを生成するなど容易な線量管理を実現している。
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●お問い合わせ先
株式会社千代田テクノル 営業統括本部
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