2014-3-17
ブースNo.101
●担当者からのメッセージ
より確かな診断をより効率的に行うことが出来るよう,お客様とともに患者様のケアを変革していくことをテーマに,フィリップスがもたらすイノベーションを実感いただける製品群を展示してまいります。
●主な展示製品
■MR : Ingenia 3.0T/1.5T
Ingeniaリリース5は,新しいユーザーインターフェイスとアプリケーションが搭載されました。リリース5は日々のワークフローの改善と新たな臨床応用への挑戦を可能にします。新たに搭載されたユーザーインターフェイスは,従来に比べ日々の条件設定を簡便化させ,施設毎のニーズに合った撮像条件を設定することができます。また,新しい定量化アプリケーションとして,頭部Perfusion評価(pCASL)や,T2・T2*の撮像法として肝臓の脂肪沈着(mDIXON Qaunt),心筋の評価(Star Qaunt),膝の骨軟部評価として新たな撮像法が加わり臨床応用への展開が期待できます。更に,動き補正法が新しくなりMultiVane XDとしてシーケンスデザインが一新され,SENSE倍速の併用が可能になりスキャン時間の短縮と画質向上を実現しました。MRコーナーではこれらアプリケーションを分かりやすく解説し,デモコンソールで改善されたワークフローを体験頂きたいと思っております。
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■CT:IMR
RSNA2012にて世界に発表されたIMRが新たにIMR Platinumとしてアップデートされました。Knowledge-Basedアプローチによる逐次近似画像再構成法として,従来の統計学モデルに加え,システムモデルを採用した革新的なテクノロジーにおける新時代の画像をご紹介します。
画像ノイズは最大で90%の低減を可能とし,スライス厚,X線量に依存することなく,Virtual Noise-Free画像を提供します。また低コントラスト領域における描出能は,従来と比較して2.7倍と大幅に向上することで,病変の早期発見や早期治療を支援します。心臓領域においてはMotion Sensitivityモデルを搭載することによって心電図同期への対応を実現します。更にHyperSight IMRと呼ばれる超高速再構成ユニットは,モデルベースの逐次近似画像再構成法として従来課題とされていた画像再構成時間を大幅に短縮し,多くの検査においてわずか3分程度にて演算することを可能としました。
操作環境としては新たなコンセプトによって開発されたiPatientによって操作環境を提供し,IMRと統合された画質本位のシンプルな操作を実現します。
フィリップスCTブースにてIMR Platinumが提供する新時代のImage Qualityをご説明いたしますので是非お立ち寄りください。
■X線血管撮影装置 AlluraClarity FD20
大幅な被ばく低減と卓越した高画質を両立したAlluraClarityシリーズ。フィリップスが臨床現場で長年重ねてきた経験をもとにClarityIQテクノロジーは完成しました。大型ディスプレイFlexVision XLと最新のインターベンショナルツールとの組み合わせで最適なインターベンションの環境をご提供します。インターベンションにおける最大の悩みである被ばくの問題を大幅に改善し術者が必要とするシンプルな操作と最新3Dイメージングにより,患者,医療従事者の両者にとって今までとは違うより安全で快適な環境で最新の手技を行っていただけます。今年は新たなアプリケーションとしてOncoSuiteをリリースしました。HCCを代表とする塞栓術で腫瘍までの的確な栄養血管のルートを表示ナビゲートするEmboGuideと繰り返し撮影が必要なコーンビームCT撮影を円滑にする往復撮影機能Dual XperCTは塞栓術に対応し,アブレーション手技に対応するXperGuide Ablationがパッケージとなっています。これらのイメージガイダンスによりより高度な手技を円滑迅速に行うことが可能です。
■FPD搭載モバイルCアームシステム Veradius Neo
次世代型フラットパネルディスプレイ外科用Cアーム「Veradius Neo」,クリニカルトレンドセッターであるPHILIPSから新機能の紹介としてアナトミカルイメージセッティングをご紹介
させて頂きます。アナトミカルイメージセッティングは,ハードウェアだけの画像セッティング(各部位におけるkV,mAs)だけでなくソフトウェアのLUT,ガンマカーブ及びFilter Processingを複合的に組み合わせた,お客様の多様なニーズにお応える出来るカスタマイズ,つまり先進的な撮影条件設定です。複雑なアナトミカルイメージセッティングは,単に顧客ニーズに合わせた撮影条件を設定出来るだけでなく各部位毎にカスタマイズされた撮影条件をご提供可能です。次世代のファンクションを弊社ブースにてご堪能頂きたくお時間がお許し頂く限りお気軽にお立ち寄り下さい。プロフェッショナルスタッフにて親切丁寧にご説明をさせて頂きます。
■マンモグラフィ MicroDose SI
MircoDose SIに搭載されている次世代の検出技術「フォトンカウンティング」は,従来のデジタルマンモグラフィと比較して平均40%の大幅な被ばく量低減と卓越した高画質を両立することで,受診者に優しい乳がん検診を提供します。さらに,1回の低線量撮影で高精細な臨床画像と乳房の構成物質に関するスペクトラル情報を同時収集する,シングルショットスペクトラルイメージングを可能にしました。透過物質によって異なるスペクトラル情報を基に乳腺と脂肪組織を弁別し,乳腺量や乳腺密度の自動算出を可能とするアプリケーションツール「Breast Density Measurement」は,客観的な乳腺量評価を求める医療従事者の方々の声に応えます。様々な革新的技術を搭載したMicroDose SIがもたらす高精細な臨床画像と臨床的付加価値,そしてそのシンプルな操作性を是非実機でご覧ください。
●セミナー情報
セミナー名:ランチョンセミナー17
日時:2014年4月12日(土)
会場:313+314
司会:杉村和朗 先生(神戸大学)
講演1:「心臓CTで虚血と梗塞を診る:IMRとSpectral CTの可能性」
城戸輝仁 先生(愛媛大学)
講演2:「躯幹部MRIにおける定量評価の日常臨床応用:ADCとさらなるパラメータ」
高橋哲 先生(神戸大学)
セミナー名:ランチョンセミナー27
日時:2014年4月13日(日)
会場:315
司会:中村健治 先生(大東中央病院)
講演:「高度なTACE治療を支援するコーンビームCTと新技術:EmboGuide」
宮山士朗 先生(福井県済生会病院)
●お問い合わせ先
株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン
住所:東京都港区港南2-13-37フィリップスビル
TEL:0120-556-494
URL:http://www.philips.co.jp/healthcare