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ITEM2014 ネットカムシステムズ ブースレポートスムーズな乳腺画像診断ワークフローを追究したマンモグラフィ画像診断ワークステーション「mammodite」を展示

2014-4-23

ネットカムシステムズ ブース

ネットカムシステムズ ブース

ネットカムシステムズは,マンモグラフィ画像診断ワークステーション「mammodite」を展示した。同社が独自に開発した統合プロセスエンジン“APROS”により,大容量のトモシンセシス(3D)画像もきわめて高速に表示できるほか,2Dのマンモグラフィ画像と同じ操作性を実現している。ミロのヴィーナスをデザインしたブース内には,mammoditeを3セット並べて展示し,使い勝手を実際に体験してもらうことで,読影→レポート作成→配信の流れるような連動によるストレスのない読影環境をアピールした。(4月11日取材)

●高速表示,マルチモダリティ対応,
直感的なレポート入力をアピール

マンモグラフィ画像診断ワークステーション「mammodite」

マンモグラフィ画像診断ワークステーション
「mammodite」

mammoditeは,乳腺画像診断のワークフローを徹底的に追究し,高速画像表示,直感的な操作性,きわめて効率的なレポート作成などが大きな特長となっている。mammoditeの根幹を支える統合プロセスエンジンAPROSにより,複数のマンモグラフィ(2D)画像を高速に表示できるのはもとより,トモシンセシス(3D)画像もきわめてスムーズに表示。シネ再生時には再生スピードが自由に変えられるほか,2D画像の読影時に使用するレンズ機能や白黒反転表示などの基本的な機能を,3D画像の再生時でも同じ使い勝手で使用することができる。レイアウトも読影医が自由に変えられるよう,レイアウトアイコンが搭載されている。画面上に表示された,さまざまなレイアウトのアイコンの一覧から好みのものをクリックするだけで,過去画像を含む必要な画像がその通りのレイアウトで表示されるため,過去画像比較も簡単に行うことができる。レイアウトの変更は,同社のサポートに電話することによりリモートで行うこともできるが,画面上で簡単に変更できる点が高く評価されているという。また,乳腺の画像診断は近年,超音波やMRIなど複数のモダリティで行われることが多くなっているが,mammoditeでは,ビューワを切り替えることなくマンモグラフィ,超音波,MRIの画像を並べて表示可能で,マルチモダリティでの読影にも対応している。

このほか,mammoditeの大きな特長として,レポートとのスムーズな連携が紹介された。レポートもビューワと同様に,直感的かつシンプルな操作で作成することができる。腫瘤や石灰化の形状を表現するようなアイコンが何種類も用意されており,乳房のイラストにドラッグ&ドロップするだけで簡単にシェーマが作成できるほか,所見やカテゴリー分類も,すべて一覧からクリックするだけで挿入することができる。また,ビューワとレポートが高度に連動しているため,ビューワの画像上で病変を計測し,レポートの寸法欄の矢印をクリックするだけで,病変のサイズが自動的に挿入されるなど,読影業務に伴う負担の大幅な軽減に貢献している。

 

●お問い合わせ先
株式会社ネットカムシステムズ
住所:〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原5-1-18
新大阪サンアールセンタービル9F
TEL:06-4866-6431
URL:http://www.netcam.co.jp/


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