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2013-3-15

ブースNo.430

●主な展示製品

■CT：Brilliance iCT Elite with IMR

Brilliance iCT Elite with IMRは，4月より国内販売を開始した，新時代画像を提供するCT装置になります。IMR（Iterative Model Reconstruction）はRSNA2012にて世界に発表されたKnowledge-Basedアプローチによる逐次近似画像再構成法であり，従来の統計学モデルに加え，システムモデルを採用した革新的なテクノロジーとして生み出されました。
画像ノイズは最大で90%の低減を可能とし，スライス厚，X線量に依存することなく，Virtual Noise-Free画像を提供します。また低コントラスト領域における描出能は，従来と比較して2.7倍と大幅に向上することで，病変の早期発見や早期治療を支援します。更にシステムモデルベースの逐次近似画像再構成法として従来課題とされていた画像再構成時間に関しては，インテル社と共同開発を行った超高速リコンストラクターによって約1000枚の画像をわずか5分にて演算することを可能としました。
操作環境としては新たなコンセプトによって開発されたiPatientによって操作環境を提供し，IMRと統合された画質本位のシンプルな操作を実現します。
フィリップスCTブースにてIMRが実現する新時代のImage Qualityをご説明いたしますので是非お立ち寄りください。

■MR : Ingenia 3.0T（フルデジタルテクノロジー“dStream”を活かした新しいアプリケーション）

MR コーナーでは，世界で初めてフルデジタル化を実現したIngeniaに搭載されているdStreamテクノロジーを活かした新しいアプリケーションを紹介 します。 dStreamテクノロジーは，アナログ・デジタル変換器（ADC）がRFコイルに内蔵化。コイルから先は完全にフルデジタル化されるため（光ケーブル伝 送），コイル結合部や信号伝送時に生じる信号ロスやノイズ混入が無くなり，SNR向上が実現します。そのSNRを活かした定量イメージングおよび画像解析 をワークステーション“インテリスペース ポータル（IntelliSpace Portal）”でその有用性を確認頂けます。
新しいアプリ ケーションとしては，Ingenia3.0T/1.5Tでの非造影ASLのpCASL，脂肪定量解析mDXION quant，頭部・前立腺領域での血管透過性（permeability）の臨床的価値をご覧頂けます。また，多くの国内Ingeniaユーザーからのハ イレベルな臨床画像を是非ご覧ください。

■X線血管撮影装置　AlluraClarity FD20

大幅な被ばく低減と卓越した高画質を両立したAlluraClarityシリーズ。フィリップスが臨床現場で長年重ねてきた経験をもとにClarityIQテクノロジーは完成しました。ノイズの少ないシャープな画像がフットペダルを踏むだけで提供されます。すでに日本でも多くのご施設で高い評価をいただいています。大型ディスプレイFlexVision XLと最新のインターベンショナルツールとの組み合わせで最適なインターベンションの環境をご提供します。インターベンションにおける最大の悩みである被ばくの問題を大幅に改善し術者が必要とするシンプルな操作と最新3Dイメージングにより，患者，医療従事者の両者にとって今までとは違うより安全で快適な環境で最新の手技を行っていただけます。

■FPD搭載モバイルCアームシステム　Veradius Neo

FPDを搭載したモバイルCアームの先駆者として早くもフィードバックがかけられた2世代目のシステムをリリースしました。従来に比べ約20%アップのCアーム奥行寸法を持たせた余裕のアクセス性と術者とCアーム操作をサポートするスタッフとのコミュニケーションをわかりやすくしたカラーコーディングデザインにより，稼働させたい部位の操作を色で共通認識できる直観的操作を可能にするデザインです。また，従来より好評のサポート操作者用のサブモニターや清潔性が求められる手術室でのネットワーク接続をワイヤレスで実現するWi-Fi機能（オプション）も搭載。次世代にふさわしい新しいFPD搭載モバイルCアームの誕生です。