2013-4-12
GEヘルスケア・ジャパンブース
GE社は12日(金)午前10時30分から,今回の展示の目玉である自走式アンギオ装置「Discovery IGS 730」の新製品披露とデモンストレーションを行った。はじめに,代表取締役社長兼CEOの川上 潤氏が挨拶に立ち,同社はこれまで,高齢化社会など日本のさまざまな課題を解決するためのイノベーションを提供してきたが,その中の1つとして,ハイブリッド手術室のためのまったく新しいソリューションとしてDiscovery IGS 730を紹介した。Discovery IGS 730は,従来の床置き式の安定性と天吊り式の可動性という2つの利点を統合し,IVRと低襲侵外科手術を安全かつ清潔な環境で提供することをめざして開発された。Cアームに搭載されたモーター駆動の高精度搬送体(AGV)の上部には,位置ガイドレーザー照射部が取り付けられており,室内に張り巡らされたセンサで位置を確認して,プリセットされた場所まで自走して移動する。これにより,患者がテーブルに乗り降りする際や,IVR前に全身麻酔かける際には,Cアームをテーブルから退避させることが可能なほか,IVRを行っていないときは装置を手術室の隅に移動させて外科手術を行うなど,スペースを有効に活用することができる。また,天吊り式の場合に課題となっていた,Cアームを移動させる際の埃の落下の問題も解消され,空調コントロールも可能となった。デモンストレーションでは,実際にDiscovery IGS 730が展示コーナー内を滑らかに自走し,多くの来場者が目を見張っていた。
このほか,今回の展示では,地域医療連携を見据えた医療ITイノベーションプロジェクトの第一弾として開発された放射線科医のための読影ビューワ「Centricity Universal Viewer」や,国内開発・製造のシングルクリスタルを採用した新型先進プローブを装着した超音波診断装置「LOGIQ E9 with XDclear」,MRI,CT,SPECT/CTの新製品などが紹介された。
|
|
|
|
お問い合わせ先:
GEヘルスケア・ジャパン株式会社
〒191-8503 東京都日野市旭が丘4-7-127
TEL カスタマーコールセンター 0120-202-021
www.gehealthcare.co.jp