2015-7-17
シーメンス・ジャパンは,2015年4月に発表したPACSの新製品「syngo.plaza 3D+」の展示,デモンストレーションを行った。
同社が従来から展開してきたPACS「syngo.plaza」に,読影支援・画像解システムである「syngo.via」の技術である“ALPHA Technology”や“MM Reading”を組み合わせて,PACSビューワ上から容易にMPR,MIP,VRなどの3D画像が作成可能。これにより,放射線科医の読影業務を支援するほか,院内での画像参照にも,より有用な情報を追加できる。現在画像と過去画像,異なるモダリティ画像の自動位置合わせを行う“Anatomical registration”機能も搭載しているほか,患者ごとにサムネイル画像を表示して,速やかに画像を選択できる“患者ジャケット”,頻繁に使う機能をマウス操作だけで利用できるよう割り当てられる“Smart Select”など,効率的な読影につながる機能が多数搭載されている。
syngo.viaは,大規模病院をメインターゲットとしているが,syngo.plaza 3D+は,常勤の放射線科医がいる中堅規模の病院を主な対象として販売していくという。
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