月刊インナービジョン2014年5月号
月刊インナービジョン2014年5月号
Vol.29, No.5
2014年4月25日発行
- マルチモダリティによるHead & Neck Imaging 2014【臨床編】─最新技術が臨床にもたらす変革とベネフィット─
定価2,200円(本体2,000円)
特集
マルチモダリティによるHead & Neck Imaging 2014
特集2【臨床編】
最新技術が臨床にもたらす変革とベネフィット
企画協力:
山田 惠(京都府立医科大学放射線診断治療学教室教授)
(特集1【技術編】は4月号 に掲載)
Ⅰ MRIのストラテジー & アウトカム
●イントロダクション
1.頭部領域の臨床におけるMRIの位置づけ
平井俊範
2.頭頸部領域の臨床におけるMRIの位置づけ
内山雄介ほか
●臨床施設からの報告
3.脳腫瘍─ASLを用いた脳灌流画像
木村浩彦/山元龍哉
4.神経変性疾患─新SWIのPADRE(PhAse DiffeRence Enhanced imaging)
米田哲也ほか
5.脳梗塞,多発性硬化症─diffusional kurtosis imaging(DKI),q-space imaging(QSI)
堀 正明
6.拡散強調画像による脳の温度測定─脳深部の非侵襲的な温度測定
太田深秀/佐藤典子
7.脳腫瘍─神経膠腫の診断・鑑別診断,術前情報取得におけるMRIの有用性
岡本浩一郎ほか
8.脱髄性疾患─診療への寄与が期待される撮像法update
井藤隆太
9.頭 部─拡散尖度画像(DKI)
田岡俊昭
10.脳血管障害─ASLによる脳血流動態評価
藤間憲幸
11.急性期脳梗塞─頸動脈プラークイメージング:1.5T MRIを用いた質的評価と定量化の試み
岩渕 聡ほか
12.脳腫瘍─Permeability imagingを用いた脳腫瘍の画像診断
阿部考志/原田雅史
13.眼窩病変─高分解能拡散強調画像(DSDE)法を中心に
樋渡昭雄ほか
14.耳下腺腫瘍─MRI診断の有用性と限界
加藤博基/兼松雅之
15.内 耳─3D-FLAIR法がもたらした新たな潮流
長縄慎二
Ⅱ CTのストラテジー & アウトカム
●イントロダクション
1.脳領域の臨床におけるCTの位置づけ
渡邉嘉之
2.頭頸部領域の臨床におけるCTの位置づけ
浮洲龍太郎ほか
●臨床施設からの報告
3.造影剤を用いた脳灌流画像─急性期脳梗塞への臨床応用
高木 亮
4.急性期脳梗塞の早期診断─急性期脳梗塞のCT診断
戸村則昭
5.頸部血管狭窄・閉塞─頸動脈CT angiography
梅津篤司ほか
6.内耳奇形─蝸牛神経管,内耳道および蝸牛軸から迫る
子安 翔
7.嚥下障害─嚥下CTがもたらした嚥下動態・嚥下障害の運動学的理解
稲本陽子
Ⅲ USのストラテジー & アウトカム
●臨床施設からの報告
1.血管外科領域における頸動脈超音波検査の活用と治療法の選択
前田英明/塩野元美
Ⅳ DAのストラテジー & アウトカム
●臨床施設からの報告
1.脳血管内治療─血管撮影装置の進歩と脳血管内治療における有用性
田中美千裕
2.脳動脈瘤に対する頭蓋内ステント併用コイル塞栓術─高解像度を実現したコーンビームCT搭載新バイプレーンシステムの初期使用経験
阪井田博司ほか
3.脳血液量の臨床評価─脳血液量測定アプリケーションの有用性
中村裕範
4.頸動脈狭窄症の治療─頸動脈ステント留置術(CAS)
高山勝年ほか
Ⅴ PET,SPECTのストラテジー & アウトカム
●臨床施設からの報告
1.SPECTによる神経伝達機能の評価
石橋 愛ほか
2.アルツハイマー型認知症の評価
大石直也/福山秀直
Ⅵ IT:Workstation
●臨床施設からの報告
1.CT・MRI室の現状と頭頸部領域におけるWSの活用法
丹羽政美ほか
2.頭頸部領域の診断におけるネットワーク型3D WSの活用
野口健太郎ほか
3.脳神経外科におけるWSによる手術シミュレーション
野本 淳ほか
4.WSを用いた脳神経領域の三次元画像処理
平野 透
特別企画
2014年度診療報酬改定
放射線医療における改定のポイントと評価
Overview
2014年度診療報酬改定の概要と放射線医療分野における改定のポイント
竹内征子
Opinion
1.放射線科医から見た2014年度診療報酬改定の評価と影響
井田正博
2.診療放射線技師から見た2014年度診療報酬改定の評価と影響
北村善明
3.産業界から見た2014年度診療報酬改定の評価と影響
鍵谷昭典
目次裏
循環器領域におけるziostation2の活用方法
地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター 放射線診療科
鈴木諭貴、吉澤 亮、内藤洋俊、横川直樹、宮崎海峰、海野 泰
めざせ達人シリーズ〈CT編〉
CT徹底解剖─基礎から日常点検まで
72.CTによる骨密度の計測
辻岡勝美
IMAGE ANALYSIS SOFTWARE─next advances
次世代の画像解析ソフトウェア No. 145
先天性心疾患のMRI検査における
AZE VirtualPlace Plus 雷神の使用経験
西川彰人
JRC2014速報
「Face to Faces, Face to Communities, Face to the World
─向き合う,つながる,そして広がる」をメインテーマに,
人々の交流とさらなる国際化をめざす
IVリポート
・バルコ,読影用と参照用のディスプレイの新製品発表会を開催
・富士通が2018年度2000億円をめざすヘルスケア事業戦略を発表
● Information
・第15回CT立山セミナー
・第10回NTRT全国X線撮影技術読影研究会群馬
・JART 第2回モニタ精度管理セミナー
● 市・場・発
● IV EXPRESS(海外論文サマリー)
● 次号予告
※シリーズ「心臓CTの常識─Evidence, Consensus and Guideline」,「めざせ達人シリーズ〈X線撮影編〉」は休載です。