IQon スペクトラル CT
フィリップス・ジャパン
CT 64列/128スライス/2層構造
Spectral Detectorを搭載した全く新しいCT。Dual Energy CTの更に先を行くスペクトラルイメージングを全ての検査で使用いただけます。
IQon Spectral CTは二層検出器を搭載した初めてのCTです。全ての検査で後からスペクトラルイメージングが可能であり,確信度の高い診断と治療戦略決定までの適切な検査を実施できる装置です。従来のDual Energy CTと異なり,120kVpの通常画像も常時取得できるためフォローアップ等における過去画像との比較読影においても問題がありません。
2018年4月には二層検出器CTの第二世代モデルであるIQon Elite Spectral CTを発売開始しました。全ての検査で取得されるペクトラルイメージング用のデータを効率よく臨床で活かせるようにHyperSight Elite Spectral Reconstructorを開発し実装させました。更に新しく追加されたスペクトラルイメージングでは,“Calcium Suppression”における骨髄イメージングや“Electron density(電子密度画像)” による軟部組織の評価も可能となっています。
特長<1>
NanoPanel Prism
二層構造のシンチレータを有した検出器では,常に2つのエネルギーを収集しているため,全ての検査で後からスペクトラルイメージングが可能です。
特長<2>
制限の無い撮影条件
今までのCTと同じように120kVpで撮影した後にスペクトラルイメージングを自由に追加可能です。高速撮影,撮影範囲,心電図同期,X線出力,焦点サイズ,AEC,FOVなど撮影条件に制限がありません。
特長<3>
スペクトラルイメージング
120kVpの通常画像と同時に仮想単色X線画像,ヨード密度強調画像,実効原子番号画像等のスペクトラルイメージングを使用した画像診断が可能です。例えばPEの検査では実効原子番号画像による肺灌流評価が行えます。
特長<4>
Calcium Suppression画像
IQon Elite Spectral CTに新しく追加された機能で骨挫傷の早期診断等に有効です。救急の現場でもその場で骨挫傷の診断が可能になることで,画像診断のワークフローの簡素化が期待されています。
・ガントリ本体
・Spectral Detector NanoPanel Prism
・被検者テーブル
・操作コンソール
・エアーコンプレッサ
・付属品
・検出器:NanoPanel Prism 2層構造検出器
・最大ビーム幅:40mm
・スライス厚:0.625mm×128スライス
・X線管球:30MHU, スマートフォーカルスポット機構(XYZ)
・回転速度:0.27秒/回転
・UIF:iPatient
・スペクトラルイメージング
オプションの詳細については担当者へお問い合わせください。
・Spectral Viewer(スペクトラルイメージング用)
・CT Viewer(2D, MPR, 3Dビューワー)
・DoseRight機能(被ばく低減機能)
・その他
各種メンテナンスプランをご用意しております。
詳細については担当者へお問い合わせください。
●お問い合わせ先
株式会社フィリップス・ジャパン
〒106-0041
東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー15階
お客様窓口 TEL 0120-556-494
www.philips.co.jp/healthcare
医療機器認証番号:228ABBZX00033000
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