6000システム
富士フイルムメディカル
内視鏡 デジタル
画像強調機能で,内視鏡による微小な病変の発見をサポート
LED光源搭載内視鏡システム「6000システム」は,複数のLED照明の発光強度比を高精度に制御して,白色光と短波長狭帯域光を生成することができます。照射した光と画像処理を組み合わせることで,観察に適した画像を作り出す技術「Multi-Light Technology(マルチライトテクノロジー)」により,微小な病変の発見をサポートします。
本製品は,スコープ先端部の撮像素子が捉えた電気信号を映像信号に変換し,液晶モニターに映し出すプロセッサーと,LED光源を一体化したコンパクトモデルです。スコープとのインターフェースには,電気接点を使わずに映像データの転送と,電力の供給を行う無接点技術を採用。電気接点が物理的に摩耗することがなく,接触不良を抑制します。
特長<1>
高出力LEDでBLI,LCIを実現
複数の高出力LED照明を用い,白色光と短波長狭帯域光を生成します。発光強度比を変えて照射しさらに画像処理を組み合わせることで,観察に適した画像を提供します。
特長<2>
BLI画像
短波長狭帯域光の照射により得られる高コントラストな信号に対して画像処理を行い,血管や表面構造などの観察に適した画像を表示します。
特長<3>
LCI画像
赤みを帯びた色はより赤く,白っぽい色はより白くなるように色の拡張・縮小を行い,粘膜の微妙な色の違いを強調します。
特長<4>
映像データの転送と,電力の供給に無接点技術を採用
プロセッサーとスコープのインターフェースに,電気接点を使わずに,映像データを光通信方式で転送し,また電力を電磁誘導方式で供給する無接点技術を採用。電気接点が物理的に摩耗することがなく,接触不良を抑制します。
特長<5>
ワンステップの簡単な操作で装着できる専用スコープ4機種をラインアップ
本システムの専用スコープは,上部消化管用・下部消化管用各2種。プロセッサーに接続すれば使用可能なワンステップコネクターを採用しており,簡単に着脱できるため,検査の準備がスムーズに行えます。また,医師の手技を徹底的に分析し,各種操作ボタンを片手ですべて操作できるように配置することで,これまで以上にスムーズな検査を実現。送気・送水ボタンと吸引ボタンも,指先で押せるように設計しました。
・光源・プロセッサー装置/内視鏡スコープ/液晶モニター/システムカート
・主な機能:調光,送気ポンプ,測光切替,画像強調,色彩強調,輪郭強調,電子拡大,PinP,
ネットワーク,スコープスイッチ設定,画像マスク変更 等
・電源:100-240V~50/60Hz
・消費電流(定格):2.0-1.1A
・外形寸法:395×210×485mm(突起物を含む)
・質量:15kg
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