特長<1>
Monacoは，正確な線量計算が可能なMonteCarloアルゴリズムを，他のどの治療計画システムよりも長く使用してきました。 今回グラフィック・プロセッシング・ユニット（GPU）用のMonteCarloモデルが搭載され， 計算パフォーマンスが向上しました。

特長<2>
複雑化する治療計画では，必要な操作や設定の項目数は増加し機能も広範囲にわたります。Monaco Version 6.2.2では，輪郭作成時のスムージングや線量分布のシネViewなど，より視覚的，感覚的に操作を行うことができる機能が追加されました。

特長<3>
Monaco 6.2.2では計画に必要なパラメータを一箇所で管理できるプランコントロールパネルが更に強力になりました。このパネルには，ビーム情報，輪郭情報，処方線量，DRP，IMRTパラメータ等が集約されており，各種パラメータを素早く調整できます。また，各コストファンクションに最適な係数を適応させるためのガイド機能が追加されました。

特長<4>
Biological Modeling機能は，ボリュームベースおよび生物学ベースを含む幅広い最適化コストファンクションを提供します。Equivalent Uniform Doseと，フラクションごとの線量と臓器のボリュームエフェクトに反応する組織の体積効果も考慮して最適化するため，正常組織と標的のDVHをコントロールできます。

特長<5>
セグメントを減らし集約してからビームのウェイトと形を最適化し，線量コンフォーミティと照射効率を向上させるSegment Shape Optimization™機能をアップデートしました。また，エレクタリニアックとの組合せで，VMATで高精細なセグメントを形成するIntelliBeamや，極小標的に対し集中性の高い線量分布を形成するVirtual Leaf機能により，さらに高精度な治療計画立案が可能です。

特長<6>
Monaco 6.2.2はARTを行う上で必要不可欠なコンテンツを備えています。Adapt Anatomy機能は，Deformable Image Registrationを行い，標的を含めた輪郭の自動作成を高速かつ高精度に達成します。また，ATS（Adapt to Shape）機能を用いることでARTワークフロー内で効率の良いPlanningをサポートします。

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