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MEDICONNECTION in 広島
最新の製品・技術の体験を通してユーザーとの“つながり”を深める
2015-4-27
展示会場
日立メディコグループは2015年1月17日(土),広島市中心部のNTTクレドホールにて「MEDICONNECTION in 広島」を開催した。MEDICONNECTIONは,同社のMRI,CTをはじめとする製品展示とセミナーを中心に新製品や技術を紹介するプライベートショーで,ユーザーとの“コネクション(つながり)”を深めるイベントとして2011年9月に大阪で初めて開催された。その後,東京,九州,北海道,東北と順次開催され,今回で6回目となる。
2つの会場に分かれて行われたセミナーは,MRIや超音波,放射線治療など,多彩なテーマで全8題が行われ,あわせてマンモグラフィのポジショニング講習会も企画された。MRI関連のセミナーとしては,「これからの臨床MRIの可能性と課題」(座長:広島大学大学院・粟井和夫教授,演者:徳島大学大学院・原田雅史教授)など3題が行われた(原田教授による講演内容抜粋 )。
展示会場には,MRI,CT,マンモグラフィ,超音波診断装置,放射線治療,ヘルスケアITのコーナーが設けられた。MRIは,1.5T超電導型MRI「ECHELON RX」と楕円形ガントリボアが特徴のOVALシリーズを紹介。OVALシリーズの着脱可能な寝台“WIT Mobile Table”の実機が展示され,来場者は実際に動かしながら操作性を確かめていた。このほかCTコーナーでは,前日に発売されたばかりの64列マルチスライスCT装置「Supria Grande」が初披露された。Supria Grande は,1975年に日立が国産初のCTを世に送り出してから40周年の節目を記念する,高速・広範囲撮影と高画質を両立するコンパクト64列CT装置として来場者にアピールされた。
当日の来場者は440名に上り,中国・四国地方のユーザーと日立メディコグループをつなぐイベントとして盛況裏に終了した。
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