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RSNA2009

■診断から治療,在宅まで手がけ,病院経営のための
ソリューションを提供するフィリップス

RSNA2009 [第1日目:11月29日(日)]

フィリップスの日本法人である株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパンの上條誠二代表取締役社長は,RSNA 2009の初日29日に,フィリップスブース内において,日本のメディアを中心とした記者説明会を行った。

上條社長は,従来のモダリティにこだわることなく,ヘルスケア市場全体をとらえ,ユーザーや患者に対し,安全で質の高いソリューションを提供していくとして,今回の展示について4つのキーメッセージを上げて説明した。その1つが,“Innovation”で,従来から被ばく量を80%低減する新技術であるiDoseを引き合いに出して説明した。また,2つ目のキーメッセージは,安全性を保ちつつ品質の高い画像を提供する“High with low”で,これに対する取り組みが他社を大きくリードしていると強調した。3つ目の キーメッセージは“Workflow”で,病院経営におけるコスト削減や業務の効率化を図り,質の高い医療を提供できるようなソリューションを提供するという。さらに,4つ目のキーメッセージとして,診断から治療へ“Diagnosis to Therapy”を上げ,画像診断機器のさらなる応用により,治療にも役立てていくと述べた。

上條社長は,日本の医療環境を踏まえた上で,今までのようなモダリティだけの展開では,事業の成長が厳しいとの見方を示し,今後は医療機関のパートナーとして,病院経営や医療の質の向上につながるソリューションを提供していくことが重要だと説明。新たな事業展開への可能性を示唆した。

左から,ヘルスケア事業部常務執行役員マーケティング本部長の中辻 博氏,取締役ヘルスケア事業部COOのダニー・リースバーグ氏,上條社長
左から,ヘルスケア事業部常務執行役員
マーケティング本部長の中辻 博氏,
取締役ヘルスケア事業部COOのダニー・リースバーグ氏,
上條社長

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