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RSNA2009

■Eizo Nanao Corporation(ナナオ)
快適なフィルムレス環境を支援するモニタ群を出展

RSNA2009 [第3日目:12月1日(火)]

病院のフィルムレス化が進み,オペ室やカンファレンス用の大型モニタのニーズが高まる中,ナナオは,医療規格に適合し,信頼性が確保された製品として,56インチの8Mピクセルのモニタ「RadiForce LS560W」と,47インチのフルスペックハイビジョンの解像度を持つモニタ「RadiForce LX470W」を出品した。

Eizo Nanao Corporationブース
Eizo Nanao Corporationブース

RadiForce LS560Wは,昨2008年のRSNAで参考出品された製品。1Mモニタ6面を組み合わせることに比べ,モニタ間の額縁がなくなることで,レイアウトの自由度が格段に高まる。さらに,新たに開発したモニタをコントロールする専用ボックスにより,PCやモダリティからの信号を最大21入力が可能。各信号の表示レイアウトを自由に行うことができ,かつ,レイアウトパターンを複数保存しておくことができる。さらに,保存したレイアウトは,専用ボックスコンソールのタッチスクリーンで容易にレイアウト変更を行うこともできる。モニタには,医用画像だけでなく,バイタルサインや術中映像などのビデオ映像なども表示可能。現在,モダリティに付属するモニタとして採用が決まっているが,オペ室やカンファレンス用としても提案していく。

 
56インチ8Mピクセルの6RadiForce LS50W(右)と専用ボックスのコンソールモニタ(左の小さいモニタ) 専用ボックスコンソールのタッチスクリーン画面
56インチ8Mピクセルの6RadiForce LS50W(右)と
専用ボックスのコンソールモニタ(左の小さいモニタ)
専用ボックスコンソールのタッチスクリーン画面

RadiForce LX470Wは,国際的な安全規格IEC60601に適合したモニタとして,DICOMの階調のキャリブレーションなど,必要な機能をすべて盛り込んでいるという。高い信頼性・高画質を誇り,まもなく米国での発売が開始されるという。日本では,来春のITEM2010前の発表を予定している。

47インチのRadiForce LX470W
47インチのRadiForce LX470W

モニタの設置面積が限られ,2面構成が難しい施設に有用なワイドモニタを展示。22型の「RadiForce MX220W」と24型の「RadiForce MX241W」の2種類をモニタを紹介していた。1Mモニタの2面分としての使用や,中心の額縁がないため,画面の分割もユーザーの自由に行うことができる。このほか,30型ワイドモニタも取りそろえており,ワイドモニタのラインナップが充実していることも同社の強みである。

22型のRadiForce MX220W(左)と24型のRadiForce MX241W(右)
22型のRadiForce MX220W(左)と
24型のRadiForce MX241W(右)

デジタルマンモグラフィでは,10Mピクセルのモノクロモニタ「Monochrome LCD Monitor」を参考出品した。デジタルマンモグラフィ用モニタは,5Mピクセルモニタ2面構成が多い中,10Mピクセルを1面で表示できることが特長。2010年中のリリースをめざしている。5Mピクセルの「RadiForce GS521」は,従来の5Mピクセルのモニタにサブピクセル駆動の機能を追加し,15Mサブピクセル表示が可能となった。

 
Monochrome LCD Monitor RadiForce GS521
Monochrome LCD Monitor RadiForce GS521

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