発売中のCARESTREAM PACSの最新版バージョン11をRISと組み合わせて展示した。CARESTREAM PACS バージョン11は,三次元処理から二次元の読影環境まで,すべて1つのコンピューター上で提供する。ビューワのアプリケーションとして三次元処理機能が組み込まれているため,高速な画像処理が可能。ウィンドウを切り替えることなく,同じウィンドウ上に三次元と二次元の画像を表示することができ,二次元の画像を参照しながら,三次元の画像処理を行うことや二次元画像と三次元画像の比較読影などができるほか,心臓解析のツールや大動脈解析ツールなどの解析ツールも充実している。また,簡便な操作性も特長。“less click”をコンセプトに開発されており,できるだけマウスの動線を短く,かつ,1つのワークフローや読影をするにあたり,クリック数をいかに短くするかということが人間工学的に考えられている。
さらに使いやすさを向上した画面構成のCARESTREAM PACS バージョン11.1(来年発売予定)も展示していた。バージョン11.1では,例えば,過去の検査履歴の表示ウィンドウが大きくなり,画像をサムネイル表示できるようになるなど,より多くの情報量を表示できるようになっている。
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