RSNA2009の2日目。先日とは打って変わり,多くの参加者で会場は人で埋め尽くされていた。昨年同様,ポスター会場はレイクサイドセンター1階である。午前8時から,多くの参加者がPanel展示のEducation Exhibitやコンピューター展示のScientific PosterやEducation Exhibitの閲覧に訪れていた。
昼近くになると,Scientific Posterの発表者と質疑応答ができる1時間がある。発表者は,その1時間の間,決められた展示用PCの前に立ち,参加者と心行くまでディスカッションを行っている。この制度は,英語を不得意とする私にはぴったりで,下手なりに発表者と納得するまでディスカッションできることはうれしい限りである。また,テーマごとにブースが分かれており,乳腺に関する演題が集められたBreast Communityでは多くの人が集まり,発表者が見えないくらいであった。特に乳腺MRIに関する報告が非常に多く感じた。DWIやMRSの報告だけでなく,日本では遅れがちなBreast CAD(コンピュータ支援診断)に関しても,多くの発表があった。
インナビネット記者 林 則夫(金沢大学)
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ポスター展示会場入り口付近
Breast Communityに集まる人々 |