JAHIS平成25年定時社員総会会場風景

一般社団法人保健医療福祉情報システム工業会（JAHIS）は，平成25年度第3期定時社員総会を，6月14日（金），経団連会館（東京都千代田区）で開催した。総会では，遠藤信博会長（日本電気代表取締役執行役員社長）を議長として，平成24年度事業報告と収支決算，平成25年度事業計画と収支予算，役員選任の6つの議案が諮られすべて承認された。

平成24年度事業報告では，中期計画2015の運営方針である1)JAHISの2020年ビジョンにもとづく標準類の策定，国際標準との整合，2)工業会参画価値の追求，健全な市場の維持・発展，3)JAHISブランドの向上，永続的な運営基盤の確立の主要推進施策に基づいた事業の実施状況が報告された。JAHIS標準類の制定状況では，特に「お薬手帳データフォーマット仕様書Ver.1.0」について，医事コンピュータ部会が中心となり，厚生労働省，日本薬剤師会などと連携して作成され，2012年9月に制定，厚生労働省から周知のための通知が発出されるなどの成果を上げた。

平成25年度事業計画としては，24年度と同様に中期計画2015の3つの方針のもと，事業を進めていくことが説明されたが，加えて総会当日に閣議決定された安倍内閣の成長戦略や，6月13日に発表された新生メディカルエクセレンスジャパン（Medical Excellence JAPAN：MEJ） の設立にも触れ，これからの社会保障制度の建て直しの中でヘルスケアITを担うJAHISの役割への期待は大きく，それに応えられるように業務を遂行すると事業計画の概要を紹介した。

また，総会後には委員会活動などへの功績表彰者12名（グループ表彰を含む），幹部の功労に対する表彰者2名が発表され，遠藤会長からの表彰状と記念品の授与が行われた。

功績表彰が行われ遠藤会長から表彰状などが
手渡された。

平成25年度功績表彰受賞の皆さん

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