保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)は,平成24年度第2期定時社員総会を,6月15日(金),経団連会館(東京都千代田区)で開催した。総会では,山下 徹会長(NTTデータ代表取締役社長)を議長として,6つの議案(平成23年度の事業報告と収支決算,平成24年度事業計画と収支予算,役員選任)について諮られすべて承認された。また,委員会活動などへの功績表彰(16名),幹部の功労に対する表彰(4名)が行われた。
役員は任期満了にともない新たに選出を行い,総会後の臨時理事会で新会長に遠藤信博氏(日本電気代表取締役執行役員社長)を選出した。
新役員は次の通り。
会長 遠藤信博(日本電気 代表取締役執行役員社長)
副会長 大西重之(NTTデータ 執行役員)
副会長 小松研一(東芝メディカルシステムズ 相談役)
副会長 佐藤和喜(日本アイ・ビー・エム 理事)
副会長 山根健司(パナソニック ヘルスケア 代表取締役社長)
副会長 渡部眞也(日立製作所 執行役常務)
副会長 合田博文(富士通 執行役員)
副会長 玉井光一(富士フイルム 取締役・常務執行役員)
理事 児玉 篤(コニカミノルタエムジー 代表取締役社長)
理事 田中啓一(日本事務器 代表取締役社長)
監事 中川辰哉(日本光電工業 取締役/上席執行役員)
監事 山下哲男(日立メディカルコンピュータ 代表取締役社長)
定時社員総会終了後に行われた懇親会で挨拶した遠藤新会長は次のように述べた。
「医療IT分野は政府の施策の中でも重点が置かれているが,ネットワーク,ビッグデータの活用,スマートフォンやタブレットなどの情報端末の普及など最先端の技術を取り入れながら,医療ITシステムの構築に取り組むことが必要になっている。そういった構築のベースとなる標準化やセキュリティなどへの取り組みは,ますます重要になりJAHISに求められる役割,責任は大きくなっている。JAHISとしては,到達目標として策定した“2020年ビジョン”の実現に向けて,基盤を強化しながら活動を行っていきたい」 |