RSNA2017 ザイオソフト - テーマ
三次元医用画像認識技術“RealiZe”で精度を向上させたZiostation2の新機能を中心に出展
2017-11-27
Ziosoftブース
RSNA 2017[1日目:11月26日]
Ziosoft(ザイオソフト)は,RSNA2017もNorth Hallの中ほどにブースを出展した。
“Generations Beyond Advanced Visualization”をキャッチフレーズとして,同社が元来より提唱しているマルチモダリティ・マルチクリニカルをイメージしたコンセプトデザインを用いて3D医用画像処理ワークステーション「Ziostation2」がさまざまなモダリティの画像情報を,領域横断的に提供できることをアピールした。
Ziostation2は,今春のITEM2017で発表された新バージョンが秋にリリースされており,ワールドワイドでもそれが最新バージョンとなる。今回のRSNA2017では,三次元医用画像認識技術“RealiZe”を適用することでさらに精度や機能を向上させた「CT心筋ECV解析」「CT心筋遅延造影解析」「4Dサブトラクション」「CT気管支ナビゲーション」などのアプリケーションを紹介した。RealiZeでは,解剖学的認識アルゴリズムや血管連続性アルゴリズムによって,血管や臓器の自動認識や分別の精度が大きく向上しているが,個別のアプリケーションだけでなく標準搭載のソフトウエアでも精度が向上していることをアピールした。そのほか,3Dプリンタへの出力形式で新たにOBJファイルに対応し,多色の出力が可能になったことを紹介した。
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