RSNA2016 コニカミノルタ - テーマ
100μmの高画質を実現し,強度を強化した第三世代の「AeroDR」を発表
2016-12-1
コニカミノルタブース
RSNA 2016[第3日目:11月29日]
Konica Minolta Healthcare Americas, Inc.(コニカミノルタ)は,サウスビルディングのホールAに,前回よりもスペースを拡大して出展した。コニカミノルタは前回の直前に米国で医用画像ソリューションを提供してきたViztekを買収し,米国事業の強化を図った。米国市場において,X線,超音波,ヘルスケアITを事業の3本柱とするコニカミノルタが,特に整形外科領域に強いViztekを買収したことにより,DRと撮影装置を組み合わせて販売するなど,プライマリケア市場の販売網を整備・強化でき,シナジー効果が生まれている。
今回のブースのテーマは,“Better decisions, sooner(より良い決定を,より速やかに)”。プライマリケアにおいて,X線,超音波,ヘルスケアITによるソリューションを提供していく姿勢を示した。
その姿勢を具現化したのが,日本でも高い評価を得ているワイヤレスFPD「AeroDR」の最新モデル「AeroDR HD(日本名:AeroDR fine)」である。日本国内でも2016年11月28日(月)に発表されたAeroDR HDは,第三世代のAeroDRと位置づけられ,今後,X線事業の主力製品としての使命を果たしていくことになる。
3本柱のうちの1つである超音波診断装置では,日本でも販売が好評な「SONIMAGE HS1」が展示されたほか,新製品として米国市場で今後展開される「J5 Tablet Portable Ultrasound」(日本国内薬機法未承認)が展示された。
3本柱のもう1つの柱であるヘルスケアITについては,画像情報統合プラットフォームの「Exa」のデモンストレーションが行われた。クラウドPACS「Exa-PACS」をはじめ,プラットフォームとしてビューワやアプリケーションが提供される。画像処理はサーバサイドコンピューティングで行われ,ユーザーはゼロフットプリントビューワで読影や参照を行う。ビューワはWebベースなので,OSに依存することなく利用できる。また,Exaプラットフォームのマンモグラフィビューワとして「Exa-mammo」(日本国内薬機法未承認)が紹介された。Exa-mammoは,トモシンセシスにも対応。また,クラウドを用いるExaプラットフォームの製品であるため,場所を選ばすに読影を行える。
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