クラウドPACSの「Exa-PACS」

Konica Minolta Healthcare Americas, Inc.（コニカミノルタ）は，従来，米国において「ImagePilot（日本名：Unitea α）」といったクリニック向けのソリューションを提供してきた。その後，2015年のViztek買収により，米国市場におけるヘルスケアIT事業を強化。X線，超音波とともに，事業の3本柱として，市場での存在感を高めている。画像統合プラットフォームの「Exa」は，PACSやRISなどの情報を統合管理するもので，クラウドPACS「Exa-PACS」などが用意されている。PACSのビューワはゼロフットプリントビューワのため，OSに依存することなくネットワークの接続環境があればどこでも画像の参照を行える。画像表示速度が速いのがPRポイントである。このほか，今回のRSNA 2016の展示では，トモシンセシスに対応したマンモグラフィビューワ「Exa-mammo」（日本国内薬機法未承認）も紹介された。なお，「Exa」の各製品は日本での展開は予定していない。

マンモグラフィビューワの「Exa-mammo」