RSNA2015 フィリップス - US
スマートデバイスを使った高い機動力を持つ超音波診断装置「Lumify」を発表
2015-12-2
初披露された超音波診断装置「Lumify」
RSNA 2015[第1日目:11月29日]
超音波診断装置エリアでは,アメリカで発表されたばかりのスマートデバイスを使った超音波診断装置「Lumify」(日本国内医薬品医療機器等法未承認)が初披露となり,来場者の関心を集めた。Lumifyは,Android端末にGoogle Playから専用アプリをダウンロードし,プローブをUSB接続するだけで,すぐに超音波検査が可能となる。プローブは,コンベックスとリニアが用意され,カラードプラにも対応。保存した動画や静止画のDICOMデータは,WiFiにて転送することができる。月額199ドルのレンタル方式を採用した。操作性も容易で,在宅や屋外など機動性を求められるシーンでの活用も期待される。
主力製品である「EPIQ」と「Affiniti」も展示し,2016年第一四半期に,心臓解析が特徴の新しいソフトウエア“Evolution 2.0”をリリースすることを発表した。また,Vessel Based(指紋認証)と Surface Based(顔認証)のアルゴリズムを応用した自動位置合わせによる,CTやMRIなどの画像とエコー画像のフュージョン機能“PercuNav(パークナビ)”も紹介した。
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