RSNA2012 コニカミノルタ - US
在宅医療などに適した超小型の超音波診断装置を参考出品
2012-11-29
本体を片手で持つことができる「SONIMAGE P3」(W.I.P.)
RSNA2012 [第3日目:11月27日(火)]
Konica Minolta Medical Imaging(コニカミノルタ)では,超小型の超音波診断装置を参考出品した。コニカミノルタは日本国内でも,2009年から超音波診断装置市場に参入し,「SONIMAGE 513」やその上位機種の「SONIMAGE 613」を展開している。特長は,コニカミノルタのクリニック向けCRコンソールとビューワ,ファイリング機能を一体化した「REGIUS Unitea」(米国名:Image Pilot)とシームレスに連携することである。
今回のRSNA2012では,最新の超音波診断装置として,現在開発を進めている「SONIMAGE P3」(W.I.P.)を技術展示として,来場者に披露した。片手で扱えるサイズは,在宅医療や災害医療に適した装置だと言える。特に,REGIUS Unitea(Image Pilot)と連携するので,日本国内においては診療所の医師などが,患者さんのX線検査画像と一元管理できるなど,有用性が高いと言える。
REGIUS Unitea(Image Pilot)については,今回,iPad上でCRコンソールの機能を利用できるソリューションを紹介した。CRコンソールのアプリケーションをWebベースにして,操作できるようにしたもの。これにより,REGIUS Unitea(Image Pilot)が診察室に設置されていて,X線撮影室が離れた場所にあっても,iPadで撮影の操作を行える。日本国内でも近日中に販売を開始する予定である。