ITEM2015 富士フイルム 取材速報
創立50周年を迎え,CALNEO Smartや統合診療支援のCITA Clinical Finderなど多数の新製品を展示
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2015-4-19
富士フイルムメディカルブース
富士フイルムメディカルは,昨年に続き「Value from Innovation」をテーマとして,革新的な技術や製品で新たな価値を創造していくことをアピールした。今年は富士フイルムメディカルシステム創立50周年にあたることから,『医療のいちばん近くから,次代を見つめる』のコピーとともにブース内にも50周年記念のロゴを配置した。
モダリティゾーンでは,2014年12月から発売したDR方式カセッテサイズデジタルX線装置である「CALNEO Smart」シリーズを大きくアピール。14インチ×17インチ,17インチ×17インチの各サイズ,蛍光体としてGOSとCsIの2種類のさまざまなタイプのパネルと,ドッキングステーションなどを展示した。さらにCALNEO Smartシリーズの新製品として,四切サイズ(10×12インチ)でバッテリー交換式としては世界最軽量の1.6kgの「CALNEO Smart C12」を紹介した。そのほか,新製品としては,17×49インチのロングサイズのパネルで長尺撮影を可能にする「FUJIFILM DR CALNEO GL」,FPDに「CALNEO HC SQ」を搭載しトモシンセシス機能など画像処理技術を利用できる一体型のデジタルX線撮影装置「FUJIFILM DR BENEO- Fx」などを出展した。さらに,散乱線推定技術を用いてグリッドレスの撮影を可能にする“Virtual Grid”で,胸部,腹部に加えて骨盤部,骨領域に対応したことを紹介した。
同社のDRソリューションは,“LOW-DOSE SOLUTIONS”をテーマとしてCALNEOシリーズのFPD技術,VirtualGridなどの画像処理技術,ユーザーのワークフローを含めて提案・サポートを行うトータルサポートで低線量撮影を支援する。
ITソリューションでは,2014年の国際モダンホスピタルショウで“CISワークステーション”としてプレリリースされた統合診療支援プラットフォーム「CITA Clinical Finder」を展示。患者ごとの診療プロセスを一覧して迅速に把握できる“クリニカルフロー”や,メールやカレンダーなどの業務系をはじめ画像,レポート,波形データなどの患者データの参照機能を自由にレイアウトして利用できる“メディカル・ガジェット”などの機能を紹介した。
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●お問い合わせ先
富士フイルムメディカル株式会社
住所:東京都港区西麻布2-26-30
TEL:03-6419-8033
FAX:03-5469-2922
URL:http://fms.fujifilm.co.jp/
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