富士フイルムメディカルブース

富士フイルムメディカルは，「先進の画像技術で，あらゆる診療シーンに付加価値を」をテーマにモダリティとITソリューションで展示を構成した。モダリティコーナーでは，デジタルマンモグラフィ「AMULET Innovality」，AMULET向けの痛くない圧迫板「FS（Fit Sweet）圧迫板」，マンモ専用画像診断ワークステーション「AMULET Bellus」と新製品が目白押しのマンモグラフィコーナーが大きなウェイトを占め，注目を集めていた。また，DRについても高画質のSQシリーズに17×17インチの「FUJIFILM DR CALNEO C 1717 Wireless SQ」が加わったことで，ラインナップが充実したことをアピールした。
ITソリューションでは，SYNAPSEシリーズのラインナップに新たに加わったシンクライアントビューワシステム「SYNAPSE ZERO」，技術展示として病院内のさまざまな検査情報を統合管理，参照を可能にする診療支援ビューワ「Clinical Advanced Viewer」などを出展。類似症例検索表示システムの「SYNAPSE Case Match」などとあわせて，医師の診断や治療方針の決定などに寄与するソリューションの提案を行っていた。そのほか，モバイル端末を活用して救急医療をサポートする「SYNAPSE ERm」などをデモした。

新構造のTFTパネルの直接変換型FPDを搭載した 「AMULET Innovality」	AMULET Innovalityではトモシンセシスに対応
スリットを設けて痛みを低減した「FS圧迫板」	DR一体型の移動型撮影装置「CALNEO Go」を出展
既存の移動型X線撮影装置にアドオンできる「CALNEO flex」。F-RISと連携して移動先でも検査業務を支援	7種類のラインナップがそろった「FUJIFILM DR CALNEO C」シリーズを展示
ワイヤレスアクセスが可能な「SYNAPSE ZERO」。検査一覧（左）から画像を表示（右）
診療支援ビューワ「Clinical Advanced Viewer」を技術展示	モバイル端末を活用して救急医療をサポートする「SYNAPSE ERm」