定価2,500円（本体2,273円）

特 集
US Today 2021
超音波検査・診断最前線
運動器領域の最新動向を中心に
企画協力：
中島祐子（広島大学大学院医系科学研究科運動器超音波医学共同研究講座准教授）
橋口直史（広島大学大学院医系科学研究科整形外科学）

I　領域別超音波検査・診断・治療のトピックス

1．循環器領域（心エコー）のトピックス
佐藤如雄/出雲昌樹

2．腹部領域のトピックス

1）消化器を中心に
黒田英克

2）腎・泌尿器を中心に─腎・前立腺がん局所療法時の超音波ナビゲーション
本郷文弥ほか

3．表在領域のトピックス

1）乳腺を中心に─新技術を使用した乳腺エコー診断
森田孝子

2）甲状腺を中心に
國井　葉

4．産婦人科領域のトピックス
市塚清健

5．血管領域のトピックス─血管超音波up to date
濱口浩敏

6．運動器領域のトピックス
中島祐子

II　運動器領域の技術と臨床の最新動向

1．検　診

1）乳児股関節検診における超音波画像診断
─DDHの病態をエコーで読み解く
橘田綾菜

2）野球・サッカーのスポーツ検診における超音波画像検査
鈴江直人

2．Bモードによる皮神経評価
─皮神経の位置評価の有用性
橋口直史ほか

3．超音波検査による動きの解析
─歩行時の半月板動態を中心に
石井陽介ほか

4．整形外科領域におけるエラストグラフィの臨床応用の実際
糸魚川善昭

5．超音波ガイド下インターベンションの実際
─頸椎神経根ブロックを中心に
村田鎮優ほか

6．運動器領域の超音波画像診断におけるAIの応用
中原龍一

7．運動器領域における光超音波イメージングの現状と可能性
─微小血管を，非造影で，三次元かつダイナミックに撮像できる新しい可視化技術
齊藤　晋

8．運動器診療におけるモバイル装置の有用性
─超音波診断装置のモバイル化で整形外科医療の未来はどう変わるのか？
松崎正史

9．リハビリテーションおよびインターベンションにおける超音波診断装置の活用
斉藤　究

10．最新超音波診断装置による運動器領域の画像診断の実際
─フュージョンイメージングを中心に
宮武和馬

III　ハード・ソフトウエアの技術開発の動向
キヤノンメディカルシステムズ：Canon All in One─「Aplio i-series / Prism Edition」とタブレットエコー「Viamo sv7」
GEヘルスケア・ジャパン：検者による誤差の低減をめざしたVenueシリーズ─Automated toolの紹介

目次裏
国立がん研究センター中央病院
90cmラージボアの80列CTを導入して高精度で先進の放射線治療を展開
最新のAIを用いたアルゴリズムで放射線治療の精度向上やワークフローの改善に期待

めざせ達人シリーズ〈一般X線撮影編〉
─いま伝えたいこと─ No.14　最終回
補助具を活用すれば胸部ポータブル撮影や手術室撮影の再現性と精度は向上する
馬場隆行

Intelligent CT
SOMATOM X.cite  Exciting Report_Scene2
広範囲4D撮影やAI技術で循環器診療や救急診療を支える検査を追究
─検査ガイド機能“myExam Companion”で夜間でもスムーズかつ確実な撮影が可能に
SUBARU健康保険組合 太田記念病院

IVリポート
・日本医療機器産業連合会（医機連）が，「2021年度 医機連みらい戦略会議シンポジウム」を開催
・GEヘルスケア・ジャパンが，AIやデータ利活用ソリューション提供の強化を発表
・コニカミノルタと聖隷福祉事業団が日本初の未病検診プラットフォーム「CAREプログラム」を開始
─HBOCを対象とするプログラムをオンライン説明会で紹介

〈巻末特集〉
モダリティ EXPO 　バイヤーズガイド
 超音波 編

● 市・場・発

● 次号予告

◆別冊付録「Advanced Imaging Seminar 2021 Online」
（キヤノンメディカルシステムズ提供）

ご挨拶
瀧口登志夫（キヤノンメディカルシステムズ株式会社 代表取締役社長）

企画講演　災害など非常時に備えたヘルスケアITの考え方
塚田　　智（亀田医療情報株式会社）

MRI　Jump over to the future MRI 2021

座長：青木　茂樹（順天堂大学医学部 放射線医学教室 / 同大学院医学研究科 放射線診断学講座）

1　Deep Learning Reconstructionの新しい展開
大田　英揮（東北大学大学院医学系研究科 先進MRI共同研究講座）

2　拡散MRIの最近のトピック
神谷　昂平（東邦大学医療センター大森病院 放射線科）

3 　T2解析による脳の水動態の推定
押尾　晃一（慶應義塾大学医学部 放射線科学教室）

Healthcare IT　『脳卒中における画像診断AIの活用』Road to Team Innovation

座長：渡邉　嘉之（滋賀医科大学 放射線医学講座）

1　Healthcare ITソリューション（読影支援ソリューション）
神長　茂生（キヤノンメディカルシステムズ株式会社 ヘルスケアIT事業部HIT事業戦略部）

2　急性期脳梗塞に対するCT検査フローの変革 ～Abierto Reading Support Solutionへの期待～
市川　翔太（倉敷中央病院 放射線技術部）

3　近未来の脳卒中診療 ～非専門医がtPA静注療法を行うために～
櫻井　謙三（聖マリアンナ医科大学 脳神経内科）

CT　An update on clinical decision making using Ultra High Resolution CT

座長：宇都宮　大輔（横浜市立大学大学院医学研究科 放射線診断学）

1　超高精細CTの臨床現場での応用
富田　博信（埼玉県済生会川口総合病院 放射線技術科）

2　超高精細CTによる胸部画像診断の可能性 ～肺の解剖学的構造の見え方と肺腺癌診断能への影響～
梁川　雅弘（大阪大学大学院医学系研究科 放射線統合医学講座放射線医学教室）

3　Precisionの大血管・IVR（IR）術前CT
岡田　宗正（山口大学医学部附属病院 放射線部）

4　 超高精細CTとDeep Learning Reconstructionが可能とする腹部画像診断
中村　優子（広島大学大学院医系科学研究科 放射線診断学研究室）

◆別冊付録「ITEM 2021 ハイライト」

ITEM 2021 Overview
キヤノンメディカルシステムズ
シーメンスヘルスケア
富士フイルムヘルスケア
ザイオソフト/アミン
コニカミノルタジャパン
GEヘルスケア・ジャパン
島津製作所
フィリップス・ジャパン
富士フイルムメディカル
イーメディカル東京
伊藤忠商事
イメージワン
インフィニットテクノロジー
インフォコム
東洋メディック
ニプロ
PSP
富士フイルム医療ソリューションズ
ホロジックジャパン
リマージュジャパン
JRC 2021 Digest

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