Coronis Fusion 4MP（MDCC-4330）外観

バルコ（株）ヘルスケア事業部は，医用画像表示用4MPカラーワイドディスプレイ 「Coronis Fusion 4MP（MDCC-4330）」の日本国内販売を開始する。
本製品は，マルチモダリティ画像表示環境に最適化した30インチ液晶パネルを用いたFusionコンセプトデザインの「Coronis Fusion 4MP LED（MDCC-4230）」の後継機種。
最新のIPS液晶パネルとLEDバックライト技術を採用し，キャリブレーション推奨輝度600cd/m²の高輝度と1,500：1の高コントラスト比を実現することにより卓越した画質を実現，医用画像の観察をより強力にサポートする。

本製品はパシフィコ横浜で開催される国際医用画像総合展（4月15～17日）のバルコブース（ブースNo. 330）において出展展示する。

●製品特長

1．最先端液晶パネルとLEDバックライト技術の採用による優れた画質
キャリブレーション推奨輝度600cd/m²の高輝度と1,500：1の高コントラスト比を実現

2．長期の安定性と信頼性に配慮
常時監視・自動補正型フロントセンサー「I-Guard™」とディスプレイ品質管理ソフトウエ「MediCAL QAWeb™」（標準添付）が連動することで，常に画面品質を補正し，DICOM規格に準拠した画像品質を維持する。
また，キャリブレーション推奨輝度の保証期間を「5年間ないしは40,000時間」へ拡大しより長期の使用に配慮した設計。

3．ピクセル単位の画面均一性補正技術「カラーPPU™」
ピクセル毎の輝度むらを補正し，微細なスクリーンノイズを除去するバルコ独自技術画面の隅々まで一定した輝度均一性を提供する。

4．バルコ独自の新・低反射コーティングを施した前面保護カバー標準装備
Coronis/Nioシリーズに標準搭載されたガラスパネルの低反射コーティングが新しくなり周辺光による画面への映り込みをさらに低減した。

5．デスク表面近くまでディスプレイ筐体を下げることができる新スタンド機構を採用

6．画像観察のワークフローを強力にバックアップするツールを標準添付
バルコ独自のチューニングを施したグラフィックスボード（MXRTシリーズ）との連携により様々なユーザー支援機能を実現する「Productivity tools™」に対応。
同機能を用いることで，関心領域の一時的な輝度ブーストを行う「SpotView™」や，ユーザー操作により画面輝度を瞬時に切り替える「Application Appearance Manager™」を実現する。また，これらの操作を容易に行うことを支援するタッチパッドを標準添付する。

●対象市場
主にPACS等での医用画像表示用途（JESRA X-0093 管理グレード1相当）
従来の高輝度2MPカラーディスプレイ2画面構成からの置き換え需要

●販売ルート
各PACSメーカー，電子カルテメーカー，システムインテグレーター，販売代理店等

●販売開始日
販売中

●価格
オープン価格

●計画販売台数
200台以上（年間）