リマージュジャパンブース

リマージュジャパンは，医療分野向けのディスクパブリッシャー「Medical Disc System（MDS）」シリーズを展示し，診療所から大病院まで運用状況に合わせた提案を行った。PDI作成ソフトウエアは，リマージュジャパンの「RMS」とアレイ社の「AOC」を組み合わせることができ，いずれの機種も「Medical Disc System〈RMSシリーズ〉」と「Medical Disc System〈AOCシリーズ〉」が展開されている。最新アップデートとして，Windows 11に対応したことがアナウンスされた。

大規模病院向けの「MDS-8300」は，パブリッシャー内蔵レコーダー数が4基，ディスク装填ビン数が4ビン（最大装填枚数400枚）を標準装備するハイエンドのシステム。また，「MDS-2450」と「MDS-6000」は，パブリッシャー内蔵レコーダー数が2基，ディスク装填ビン数が3ビン（最大装填枚数150枚）のシステムで，1日あたりの作成枚数が20枚を超える施設向けのモデルとなっている。いずれもCD/DVDに加え，Blu-rayレコーダーもオプションで選択可能で，書き込みデータ容量に合わせて自動的にディスクを選択，発行処理が行われる。

最大装填枚数400枚のハイエンドモデル「MDS-8300」

主力モデルの「MDS-6000」

また，コンパクトさを追求した「MDS-A20」も展示し，スペースの限られた施設へもディスクパブリッシャーを導入し，地域医療連携に活用することを提案した。寸法は17.8cm（H）×38.1cm（W）×37.5cm，重量は7.7kg，プリンタ一体型モデルで，診療所のバックヤードにも設置しやすくなっている。

診療所へも導入しやすいコンパクトな「MDS-A20」