ソシオネクストブース

ソシオネクストは，2020年1月に発売したワイヤレス超音波画像診断装置「viewphii-US」の実機展示を行った。

viewphii-USは，同社が独自に開発した3種類のLSI（半導体）を搭載する。このLSIに必要な主要機能を内蔵したことで，ポータビリティと高性能の両立を実現。プローブ重量をバッテリーを含め165gと軽量化し，また，連続3時間以上の長時間動作を可能にした。プローブは7.5MHzリニアプローブ「VP-US L75-01」と3.5MHzコンベックスプローブ「VP-US L35-01」の2種類で，Wi-Fi接続によるケーブルレスで持ちやすい仕様となっており，主にベッドサイドでのプライマリーチェックや救急医療のほか，遠隔治療などでの活用されている。

そのほかに，次世代LSI“viewphii64”や，新ワイヤレス超音波プローブの試作機も展示された。

ワイヤレス超音波画像診断装置「viewphii-US」

viewphii-USに搭載されている独自開発のLSI

次世代LSI“viewphii64”

新ワイヤレス超音波プローブの試作機