ニプロブース

ニプロのブースでは，Cardiology総合管理ソリューション「GOODNET」を中心に展示した。画像管理やレポートシステム，解析アプリケーションなどを用意する「GOODNET」は，現在，「GOODNET 7」が最新バージョンとなる。DICOMビューワの「GoodView」には，新機能として“エコー計測”が搭載された。EDV，ESV，SVなどの値が容易に計測でき，定量評価が可能となる。

「GoodView」に搭載された“エコー計測”

また，新製品として，リモートモニタリングデバイスデータ自動取得システム「REVOLVER」を発表した。心臓ペースメーカーの遠隔モニタリングにおいて，デバイスメーカーのサーバからデータを収集してREVOLVERのクラウドサーバ上でデータの加工・統合し，医療機関側のクライアントにCSV形式データを配信する。医療機関は，GOODNET 7のレポートシステム「G-Record」や電子カルテ端末などで，データを一元管理できる。

「REVOLVER」が収集したデバイスデータを「G-Record」で表示

このほか，モバイル超音波診断装置「ECHOMO」も展示した。ワイヤレスプローブ「ECM-LP-01」を採用。専用ゲルパッドによりゼリー不要でプローブ走査が可能である。

ワイヤレスプローブ採用のモバイル超音波診断装置「ECHOMO」