ITEM2022 キヤノンメディカルシステムズ 取材速報
新AIブランド“Altivity”とともに医療の課題を解決する多数の新製品を展示
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2022-4-15
キヤノンメディカルシステムズブース
キヤノンメディカルシステムズは,学会場に一番近い展示ホールAの入口のすぐのスペースに展示面積1000m2のブースを構えた。展示テーマである“Outcomes driven innovation. Made possible.”はRSNA2021から続く共通のスローガンで,顧客の課題を真に解決するためのアウトカム(成果)を提供する,さまざまな製品,ソリューションを出展した。
ブースでは,RSNA 2021で発表された人工知能(AI)ソリューションの新ブランド“Altivity”のコンセプトを紹介するコーナーを中央に設け,ブース内の各モダリティに“powered by Altivity”の技術が展開されていることをアピールした。
Altivityコーナーのすぐ外側に設けられた,Healthcare IT(HIT)では,4月11日に発表されたPSP(株)との提携の成果としてPSP社の2Dビューワ「EV Insite R」とキヤノンメディカルシステムズの読影支援ソリューション「Abierto Reading Support Solution」を組み合わせた読影端末などが紹介された。CTでは,先進の自動化技術で新しいワークフローを実現する最新の80列CT「Aquilion Serve」,超解像技術である“Precise IQ Engine(PIQE)”を搭載した「Aquilion ONE / PRISM Edition」を実機展示。MRIでは4月5日に発表された「Vantage Fortian」が注目を集めた。
血管撮影装置では,76μmのHi-Def Detectorが12インチ×16インチサイズにも搭載され,12インチ×12インチと組み合わせた「Alphenix Biplane」を展示。X線では,CXDIを搭載する回診用X線撮影装置「Mobirex i9」をITEMでは初展示,デジタルX線TVシステム「Astorex i9」は“i-fluoro”機能をアピールした。そのほか超音波診断装置では,AI技術を用いて開発されたアプリケーションや技術を搭載した「Aplio i-series / Prism Edition」,コンパクトな装置に生活習慣病管理のアプリケーションなどを搭載可能な「Aplio flex」と「Aplio go」が初めてお目見えした。
また,展示会場の屋外で(株)Sanseiとの協業で開発された80列CT「Aquilion Lightning /Helios i Edition」を搭載したコンテナCTの展示も行われた。
●お問い合わせ先
社名:キヤノンメディカルシステムズ株式会社
TEL:0287-26-5100
URL:https://jp.medical.canon/