ニプロブース

ニプロは，「高機能に，でもシンプルに　皆様の挑戦，お手伝いさせてください」をキャッチフレーズに総合管理ソリューションの「Goodnet」を中心とした循環器分野に特化した画像管理や計測，レポーティング，電子カルテへの連携，解析アプリケーションなどを紹介した。

Goodnetは，循環器部門向けのMultiframe DICOM PACSシステムで，2019年は発売19年目。ニプロは，グッドマンと経営統合して2回目のITEM出展となる。システムや解析アプリケーションなど，各製品の機能強化やアフタフォローなどは，循環器領域における高い専門知識を有するグッドマンが中心となり医療現場をサポートする。また，ニプロとグッドマンがタッグを組み，ユーザーからこれまで以上の幅広い現場のニーズを得られることで，より充実したサービスの提供をめざす。

安定冠動脈疾患に対する虚血の機能評価「QFR（Quantitative Flow Ratio）解析」が可能な3D心血管アンギオ画像解析システムのQangio XA 3Dは，学術研究用プログラムではあるものの，2016年の国内発売以来，導入施設は増加し続けている。ブースでは，「オンラインQFRの診断性能FAVOR II EUROPE-JAPAN試験」（2018年，Journal of the American Heart Association）の結果が掲示された。

複数画像を結合することで下肢の血管を詳細に観察

CAAS IntraVascularによるNIRS解析

オンラインQFRの診断性能に関する試験の結果報告