ITEM2019 エレクタ
ブースインフォメーション
2019-3-26
ブースNo.B048
●担当者からのメッセージ
Precision Radiation Medicineをテーマに弊社の各種放射線治療機器・ソリューションをご紹介します。
今年のITEMのブースでは,頭部専用の定位放射線治療機器 ガンマナイフの最新モデルIcon(アイコン)の治療計画装置GammaPlan Ver11.1を初展示いたします。治療開始から昨年で50周年を迎え,8回のモデルチェンジを経て,臨床現場のニーズにこたえるべく進化を続けています。ブースでは,進化し続けるガンマナイフIconの最新技術を是非ご覧ください。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
●ここが見どころ
Leksell Gamma Knife Icon(アイコン)
Iconではフレームを頭蓋骨にピンで固定するフレームシステムに加えIcon専用のガンマナイフマスク,Head & Neckクッションを初採用し,患者さんの固定時の負担減少につながっています。またマスクシステムでの照射を可能にするガンマナイフ独自の新しい技術を搭載することにより,従来の照射精度を損なうことなく,フレーム固定と同等の精度を実現,各症例に対する治療に対応することが可能です。
これらIconのメリットはどのような技術によってもたらされているのか,是非ブースにてご確認ください。
Iconの特徴
■ ステレオタクティックCBCT
Iconは,治療計画で決定した照射位置を実際の患者さんの位置に合わせて自動的に補正するCBCTを搭載しています。また照射前に投与線量評価を行います。赤外線によって患者さんの頭部位置を正確に追跡するHDモーションマネージメントシステムによって,照射中も患者さんの動きを監視します。これによって,マスクシステムによる固定でも,今までと同等の高精度照射を可能にします。
■ Online Adaptive DoseControl & Virtual 6D Couch
Iconでは6軸天板を装備していません。プレプランのMRI画像とステレオタクティックCBCT画像から得られた現在の患者体位画像を基準に,レジストレーションを行います。Virtual 6D Couchと呼ばれるソフトウェアによって,治療計画を現在の患者体位に合わせてAdaptiveに補正を行います。この機能によって,治療計画の質(Coverage, Selectivity, GI)を殆ど変えることなく補正することが可能です。
■ Online Adaptive DoseControl & Online Dose Evaluation
Virtual 6D Couchによって現在の体位に合った補正をした治療計画と,MRIで作成したプレプラン,そして補正後の治療計画の線量を瞬時に表示し,線量のEvaluationが可能です。ほとんどの場合は不要ですが,十分な補正結果でない場合には直ちにリプランも可能です。
■ Realtime HD Motion Management
マスクシステム使用時,マスクアダプタの4点を基準として,鼻に付けたペイシェントマーカーを用いて患者さんの体動を赤外線HDカメラでリアルタイム監視します。他の治療機でよく使用されているX線監視装置ではなく,赤外線を使用することにより,余計な被爆がなく,体動監視が可能になります。さらに監視中は設定したしきい値以上の体動があった場合には直ちに照射が止まります。再度しきい値以内に復帰した際には照射を再開します。
●主な展示製品
Leksell GammaPlan(ガンマナイフ治療計画装置)
Versa HD *操作コンソールを展示
Catalyst(SIGRTソリューション)
Monaco 5.5(放射線治療計画システム)
MOSAIQ 2.8(放射線治療情報マネジメントシステム)
小線源治療用アプリケータ
●エレクタブース
●お問い合わせ先
社名:エレクタ株式会社 ニューロサイエンス事業本部 オンコロジー事業部
住所:〒108-0023 東京都港区芝浦3-9-1 芝浦ルネサイトタワー7F
TEL:03-6722-3808
mail:Neuro-Japan@elekta.com Oncology-japan@elekta.com
URL:www.elekta.co.jp