ITEM2018 日立製作所
ブースインフォメーション
2018-3-26
ブースNo.209
●担当者からのメッセージ
デジタル技術の革新と実用化が猛スピードで進んでいます。
日立は幅広い分野で培ってきたAIやIoT,データ活用の技術を組み合せることで,ヘルスケアに新しい価値を創り出すことをめざしています。
診断・治療の質向上,効率の向上から患者さんへのサービス向上まで,多様な課題解決に活用できるソリューションをご提案いたします。
●ここが見どころ
日立が取り組んでいるAIによる放射線科サポート・トータルソリューションを,ステージプレゼンテーションと展示によりご覧いただけます。
●主な展示製品
MRI装置
今回のMRIコーナーでは1.5T超電導MRI装置「ECHELON Smart」と3T超電導MRI装置「TRILLIUM OVAL」を実機展示します。
「ECHELON Smart」はSmartQUALITY,SmartSPEED,SmartCOMFORT,SmartECO,SmartSPACEの5ポイントになります。高画質,高いワークフロー性能はもちろん,被検者にやさしい静音機能,ランニングコストを低減する省エネ機能,そしてMRI導入の機会を広げる柔軟な設置性が特徴です。「TRILLIUM OVAL」は,74cm×65cmの楕円ボアを有し,4ch-4portの独立制御可能なRF照射コイルを採用した高画質3T MRIです。この他,永久磁石オープンMRIの最新の撮像アプリケーションや臨床画像,そして日立独自の最先端撮像機能をご紹介します。
超音波診断装置
ARIETTAシリーズの最上位機種である「ARIETTA 850」(アリエッタ850)「ARIETTA E70」(アリエッタE70)「ARIETTA Prologue」(アリエッタ プロローグ)を展示いたします。
「ARIETTA 850」 は,新機能「Combi-Elasto」を搭載。。近年,非アルコール性脂肪性肝炎から進展する肝疾患が増加傾向にあり,これらびまん性肝疾患の診断・経過観察などにおいて,肝線維化を正しく評価することは非常に重要です。2種類のエラストグラフィであるReal-time Tissue Elastography(RTE),Shear Wave Measurement(SWM)と,さらに肝脂肪化の程度を推定する指標(ATT)がワンボタンで同時に測定可能となり,脂肪肝,肝炎,肝線維化,肝硬変など,一連の病態に応じた各指標を提供し,びまん性肝疾患の総合的な評価をサポートします。
「ARIETTA E70」は,肝臓の硬さを非侵襲的に計測できる超音波診断装置として10月に医療機器製造販売承認を取得しました。超音波エラストグラフィとして,肝線維化の検査にRTEを用いることで,診療報酬請求が可能です。
「ARIETTA Prologue」は新規にプローブの動きを自動判別して超音波診断装置の操作を行なうことができる Scan-Synced Control (ScanSync)機能を搭載し,検査者の身体的負担の軽減やワークフローの効率化を実現します。
X線CT装置
最新のSupria Grande/ Supria Advanceを展示します。Supria Grande/ Supria Advanceには低被ばく化技術・三次元画像再構成技術等,SCENARIAの最新技術を多数搭載しています。更にSupria Grandeは全身を0.625mmで高速撮影することも可能である一方,高い設置性や省電力を実現しており,中小規模病院やクリニックの臨床的・経済的ニーズを満たす装置です。多くの臨床画像とともに最新のSupria Grandeを展示します。
X線装置
FPDを採用した車載も可能な,胃集団検診X線装置「ESPACIO AVANT」逆起倒タイプ,移動型X線装置「Sirius」シリーズ,内視鏡検査などの手技を伴うX線検査に適した透視診断装置「CUREVISTA」を展示します。「ESPACIO AVANT」逆起倒タイプは据置型のX線透視システムにも搭載されている高性能な画像処理エンジン「FAiCE-V NEXT STAGE1+」により高画質化しました。装置を小型化し,検診車内をより広く使用することが可能になります。さらに起き上がり方向を左右両タイプから選ぶことが可能になりました。従来のCRカセッテやフイルムによるアナログ撮影に加え,FPDを使用したデジタル撮影が可能な「Sirius Starmobile tiara airy」,FPD搭載移動型X線装置「Sirius Starmobile tiara/tiara k」も展示します。「CUREVISTA」は,画像処理エンジン「FAiCE-V NEXT STAGE1+」を搭載。高画質と低被ばくを実現します。さらなる視認性の向上,細部の明瞭化など,透視画像を高精細に描き出します。
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骨密度測定装置
X線骨密度測定装置ALPHYS A(アルフィス エー)を出展します。ALPHYS Aは多様なニーズに適応する汎用性を重視し,ハイスペックでコンパクトな装置です。前腕の測定に対応しています。
低侵襲治療ソリューション,放射線治療ソリューション,デジタルヘルスケアソリューションについても,展示します。
●セミナー情報
セミナー名:ランチョンセミナー28 テーマ「放射線画像診断の未来」
演題「腹部領域におけるHITACHI 3T TRILLIUM OVALの可能性」
日時:2018年4月15日(日)12:00 – 12:50
会場:パシフィコ横浜会議センター 3F 315
司会:粟井 和夫 先生
広島大学大学院 医歯薬保健学研究科 放射線診断学研究室 教授
講演:中村 優子 先生
広島大学大学院 医歯薬保健学研究科 先端生体機能画像開発 共同研究講座 准教授
●日立製作所ブース
●お問い合わせ先
社名:株式会社日立製作所
住所:東京都台東区東上野 2-16-1 上野イーストタワー
URL:www.hitachi.co.jp/healthcare