ITEM2018 ケアストリームヘルス 取材速報
患者中心の高度な診断と業務効率化を可能にするヘルスケアITソリューションを紹介
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2018-4-14
ケアストリームヘルスブース
ケアストリームヘルスは,「Unifying Patient-Centered Care.」をテーマに出展。2015年からヘルスケアITソリューションに事業領域を集中した同社は,PACS,レポーティングシステム,RIS,VNAやゼロフットプリントによるアーカイブ,クラウドサービスなどで展示を構成した。
PACSでは,読影ビューワの「Vue PACS Client」の機能を紹介。読影の優先度や医師の専門性を考慮したワークリストを施設間をまたがっても共有できる“ワークフローオーケストレーター”や,ビューワ上でCT/MRのパーフュージョン,MRのディフュージョンの自動解析が行えることをアピールした。また,レポーティングシステムでは,ハイパーリンクなどPACSとの連携が特長の「Vue Reporting」を紹介した。
ワークフローマネジメントの核となるRISでは,放射線情報システムとして診断と治療,それぞれの業務に対応する「CARESTREAM RIS-J」を中心に展示。RIS-J(診断RIS)では,さまざまな情報を1画面に集約して表示して効率的な情報共有を図っていることや,プレチェック(医師からの検査指示)の入力などの機能を紹介した。プレチェック機能は,ニーズが高いことからRISから独立して,別のアプリケーションとしても用意されている。また,医療機関によってさまざまなワークフローがあるRIの薬剤管理についても柔軟に対応できることをアピールした。
RIS-Jは,日本で開発が行われているが,グローバルで展開されているVuePACSと連携したバージョンアップが着実に行われており,バージョン3.0からWebアプリケーションとなった。最新のバージョン3.5ではログインやポータル画面のデザインを一新し,各システムのWebベース,ゼロフットプリント化を進める同社の方針と歩調を合わせた開発が進められている。
●お問い合わせ先
ケアストリームヘルス株式会社
住所:〒135-0041 東京都江東区冬木11-17イシマビル
TEL:03-5646-2500
URL:http://www.carestream.jp