PSPブース

PSPは，PACSシステム「EV Insite net」に新たに搭載された2つの機能をはじめ，緊急画像参照システム，RIS等の医用システムの展示を行った。

PACS「EV Insite net」は，よりよい使い勝手を実現するために，“比較表示”，“オブリークモード”という2つの機能が新たに追加された。
“比較表示”機能では，ワンクリック操作のみでCR画像やMRIの撮像条件などの類似シリーズを自動でビューアーに表示できる。また，過去画像比較のレイアウトも一度に表示でき，より柔軟性の高い操作が可能となった。“オブリークモード”機能では，これまで別ウインドウで行っていた任意の断面画像の表示が，同じビューアー上で表示できるようになった。これにより，読影プロセスを中断することなく任意断面での読影が可能となる。

診断RIS「ARIStation」は，放射線科の受付業務をはじめ，多様な放射線業務を円滑に運用するシステム。患者が端末にバーコードをかざすことで受付が完了し，検査室の端末や待合室のモニタにも自動反映するが，新たに3色パトランプを設置することで，待合患者の数や待ち時間等の状況が一目でわかるようになった。

タブレット緊急画像参照「Insite Pad EM edition」は，iPhoneやAndroidに対応する。院内外を問わず，参照画像を閲覧できるタブレット端末用の画像表示ビューアー。読影医に参照してほしいスライスからの画像表示が可能で，白黒反転，コントラスト変更も自在に行える。また，「未読はありません」と表示されることで，参照漏れの防止にも役立つ。

PACS「EV Insite net」に新たな機能が追加	放射線科の受付がスムーズになるRIS「ARIStation」
タブレット緊急画像参照「Insite Pad EM edition」