特長<1>
術式に柔軟に対応可能なレイアウト
部屋の大きさに合わせたパーク一を検討し，Cアームを極力壁側にパークさせることが可能です。手術台を中心とした空間設計を優先します。天井走行式のCアームは，患者頭足方向の移動のみならず，左右方向の移動が可能です。そのため，麻酔器などの周辺機材との干渉を少しでも避けた，術者の導線を妨げないアプローチ・パーク動作を可能とします。
また，天井レール間を適度な間隔にしているため，HEPAフィルタを術野上部に設置できます。これにより，清浄化された空気を吹き下ろす通常の手術室と同様の構造を実現します。

特長<2>
頭部から下肢まで，広範囲の3D撮影が可能
Cアームは天井走行式で頭から下肢まで広範囲をカバーできます。患者さんの左右方向からCアームを挿入した状態で3D撮影が可能で，さらにCアームの回転速度も高速化。最短3秒で3D撮影が可能です。腹部の3D撮影に柔軟に対応できます。

特長<3>
Hybrid手技をサポートする自動化技術
アプリケーションの自動化技術により，これまで手動で実施していた作業を簡便な操作で実現できます。DSAや透視ロードマップ中にはリアルタイムにミスレジストレーションを補正するリアルタイムオートピクセルシフトにより，画質劣化を抑えます。また，DSA撮影後，自動的に透視ロードマップのマスクを作成し，そのまま透視ロードマップが実施されるInstant Roadmapにより，操作待ち時間を0にします。さらに，術前の解析，術中のナビゲーション，術後のフォローをサポートするアプリケーションも搭載可能です。ステントグラフト留置やTAVI等の手技をトータルサポートします。

特長<4>
画質向上のためダイナミックレンジを16倍拡大
デジタル装置を一新し，FPDのダイナミックレンジをフルに活用。従来装置に比べ16倍拡大されたダイナミックレンジ特性により，直接線の影響を抑えハレーションの少ない画像を提供します。

特長<5>
用途に合わせた画像処理
キヤノン独自の画像処理Stent Modeでは，従来のステント強調画像で必要であったマーカーが不要で，プログラムの変更のみで簡単にステント強調画像を得られます。フォローアップやローテーションアンギオでも利用いただけるのが特徴です。
また，EVTに特化した画像処理New Dynamic Traceでは，骨などの画像背景を圧縮処理し，血管やデバイスを強調した画像を描出します。DSAのおよそ30%の線量で，DSAに匹敵する血管の視認性を得られます。さらに透視にも適応でき，デバイス操作時も最適な透視像をご提供します。

特長<6>
Alphenix Workstationとの連携
Alphenix Workstationとアンギオシステムの高度な連携により3D画像とCアームの連動操作が可能です。Alphenix Workstation上の3D画像でシミュレーションしたWorking AngleはCアームに送信することができる上，リンク表示機能によりCアームの動きに合わせて3D画像が追従して回転し，X線を照射することなくWorking Angleの検証が可能となります。

・天井走行式Cアーム
・診断用X線高電圧装置
・デジタルラジオグラフィー装置
・X線平面検出器（FPD）
・X線管装置
・診断用X線可動絞り

詳細は最寄りの営業所にお問い合わせください。

・スポット透視
・AlphaCT（ConeBeamCT撮影）
・ワイヤレスフットスイッチ
・大画面モニター
など

・Dose Tracking System（DTS）
・Parametric Imaging　/　Color Coded Circulation（CCC）
・3D Viewer
・Cerebral Aneurysm Analysis
・Embolization Plan
・Dynamic Device Stabilizer
・3D-Roadmap/ Multi Modality Roadmap
・QCA/LVA/QVA
・大動脈弁解析　3mensio
・僧坊弁解析
など

・リモートメンテナンス対応