検査画像統合ソリューションについて,同社はすでに埼玉医科大学国際医療センターで「SYNAPSE」を中心にしたシステムを構築している。ITEM会場でも,循環器,内視鏡,超音波,病理などの患者ごとの検査履歴を時系列表示し,画像を表示させるインターフェイスを紹介。各部門の検査画像を統合管理できることをPRしていた。 循環器部門システムの「SYNAPSE Cardio Vascular」は,「ProSolv」というシステムを展開していた米国企業の買収によって,同社が展開している。カテ,心電図,SPECTなどのデータを統合管理する。また,超音波・内視鏡・病理部門システムの「nexus sif」は,昨年,住商情報システムズから同社が医療システム事業を譲受したことで,新たに「SYNAPSE」と連携したソリューションを提供できるようになった。
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