2007 国際医用画像総合展

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ブースリポート
コニカミノルタヘルスケア この企業のHPへ ITEM特集トップへ

お問い合わせ先:
コニカミノルタヘルスケア株式会社
〒191-8511 東京都日野市さくら町1

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2006 

コニカミノルタヘルスケア

 
国内販売・サービスを行う新会社が発足。これからもお客様とともに歩む。

宮谷 宏さん 
メディカルイメージング営業本部MI営業部
マーケティンググループ課長代理
宮谷 宏さん メディカルイメージング営業本部MI営業部 マーケティンググループ課長代理

コニカミノルタでは、国内における医療機器の販売やサービスを行う新会社、コニカミノルタヘルスケア株式会社を4月1日発足しました。今回のITEMはそのお披露目の場となります。展示のコンセプトは、"KONICAMINOLTA Next to You〜常にお客様とともに コニカミノルタ〜"で、光があふれる明るいブースデザインにして、活気ある企業であることをアピールしています。
今回のITEMでは、私たちにとっても待ちに待った新製品として、クリニック向けのソリューションを充実させています。コンパクトなシステムとそれに組み合わせる小型のCR、また、操作性に優れ、速やかにデジタル環境に移行できるようなマルチコンソールをご紹介しています。

(4月13日取材)

●クリニック向け新製品のオールインワンCRコンソール「Unitea」と
CR読み取り装置「REGIUS MODEL 110」
クリニック向け新製品のオールインワンCRコンソール「Unitea」
CR読み取り装置「REGIUS MODEL 110」

井上 健さん 営業本部ソリューション営業部クリニックシステムグループ課長代理

クリニック向けの製品として目玉になるのが、新型のコンソール「Unitea」である。従来、従来のCRのコンソールは、コントローラ機能だけでだったが、「Unitea」は、ファイリング機能も搭載。診療所のX線検査において検査前のオペレーションから検査後の画像保存・管理まで、必要な機能がオールインワンとなっている。また、従来のCRでは、検査前に患者名などの指示内容を入力しなければならなかったが、「Unitea」では撮影後に追加することができるようになった。そのため運用の自由度が高く、施設にとって最適な運用ができる。
さらに、クリニックにおいて発生する画像をすべて保存、管理できるよう、DICOM画像以外にも、デジタルカメラの画像なども扱えるほか、オリンパスの内視鏡画像にも対応している。これは「Printlink V」というDICOMコンバータをカラー対応させて、内視鏡装置に組み込むことで実現している。
診療所向けの新製品としては、ほかに小型のCR読み取り装置「REGIUS MODEL 110」が発表された。従来機種である「REGIUS MODEL 190」をコンパクト化したもので、縦横2通りの設置ができる。幅は 365mm、奥行きは770mmで、設置面積は、0.27平方メートル。ビル内クリニックなど、設置面積が限られた施設でも柔軟に対応する。ITEM会場では、富士通の電子カルテと連携したワークフローのデモンストレーションなどを行い、来場者にPRしていた。
(取材協力:井上 健さん 営業本部ソリューション営業部クリニックシステムグループ課長代理)


●位相コントラスト技術を一般撮影にも応用
デジタルマンモグラフィ「PCMシステム」

本田 凡さん 開発センター要素技術開発室課長研究員
コニカミノルタは2005年2月に世界で初めて位相コントラスト技術を応用したデジタルマンモグラフィ「PCMシステム」を発売。鮮鋭性、粒状性に優れた画質が臨床現場から高く評価されているが、今回のITEMではその位相コントラストを一般撮影にも応用しようという技術が薬事未承認であるが紹介された。
「PCMシステム」ではモリブデン管を使用するが、一般撮影向けでは、タングステン管を使用する。この撮影が成功したのは世界で初めてだとしている。これにより通常のX線撮影よりも解像度が上がり、骨様が鮮明に描出され、定量解析ができるようになる。骨粗鬆症患者の骨が弱くなっていく過程を数値で表せるようになるという。
(取材協力:本田 凡さん 開発センター要素技術開発室課長研究員)

●柱状結晶の新型マンモグラフィ用プレート「Cプレート」

マンモグラフィに関しては、今回新タイプのプレートを発表した。この「Cプレート」は、Crystal Technologyを応用し、蒸着により柱状結晶を生成。蒸着型プレートは塗布型のプレートに比べ、結晶構造がきれいで、ライトガイド効果により高画質化が図れる。

柱状結晶の新型マンモグラフィ用プレート「Cプレート」

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