2006 国際医用画像総合展

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ブースリポート
フィリップスエレクトロニクスジャパン メディカルシステムズ この企業のHPへ ITEM特集トップへ

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フィリップスエレクトロニクスジャパン メディカルシステムズ

 

sense and simplicity “人に優しい” をキーワードに

牛山 桂
マーケティングコミュニケーションズマネージャー

牛山 桂 マーケティングコミュニケーションズマネージャー
今回のテーマは,“sense and simplicity”です。“sense and simplicty”には3つの柱があります。1つ目は“ユーザー本意のデザイン”,2つ目は“使いやすさ”,3つ目は“先進性”で,医師・診療放射線技師・患者さんそれぞれの視点に立った使いやすいソリューションの提供がコンセプトです。フィリップスの装置自体も優しい感じのクリーム色や丸みを帯びたデザインで設計されています。さらに,フィリップスは,患者様を主体とした画像診断装置の御提案を考えております。今回は,患者様へ"癒しの空間"を提供する検査室デザインをコンセプト展示しております。また,今展示では,MRでは“SmartExam”,CTでは“ACS”といった自動化された機能を紹介しており,誰が使っても同じ検査ができることで検査時間の短縮を図り,医師・診療放射線技師・患者さんの負担の軽減や被曝の低減など,“人に優しい”をキーワードとしています。(4月8日取材)
● MRI
今野麻木さん マーケティング本部MRマーケティングAchieva 1.5T

「Achieva 1.5T」では,認識・学習・実行の機能を持ち,MRI自体がまるで人口知能を持っているかのように判断し撮影を行うという,知性を持ったMRI“SmartExam”を紹介しています。これは,フィリップスが持っているGPSナビゲーション,指紋認識,オートパイロット機能などの技術を駆使し,MRIに搭載したものです。“SmartExam”により,簡単な設定で1回クリックすれば検査を行えるので,大幅なスループットの向上が図れ,撮像断面設定をMR自身が決定するため,再現性の高い画像を得ることができます。
3T装置「Achieva 3.0T(WIP)」では,マグネット,グラディエントコイル,RFのすべてを3T装置用に独自に開発し,頭部だけでなく腹部でも十分な検査が行えます。また,ワークステーションでの新しい解析機能の紹介を23インチのモニタで行っているほか,透明シールドのMR室“模型展示(協力:鹿島建設)”など,新しい技術を紹介しております。
(今野麻木さん マーケティング本部MRマーケティング)


● CT
BrillianceCT64

近藤雅敏 マーケティング本部CTマーケティングアシスタントプロダクトマネージャー

フィリップスのCTは,Patient Focusをキーワードとした製品の御提案を行っております。今回は,患者様へ”癒しの空間”を提供する検査室デザインをコンセプト展示し、Brilliance(TM)CT64を実機にてご紹介しております。また,マルチスライスCTの可能性を最大限に引き出す「BrillianceCT64」のVersion2は,患者様の体動を自動で補正可能な最新造影剤モニタリングスキャン”Auto Tracking ROI”,学習機能を持った”Dose Right ACS”による被ばく低減の強化,心臓検査における”Beat to Beat(TM)アルゴリズム”の強化などが特長です。さらに, 将来に向けての技術紹介として,1回転で臓器をカバーできるNano Panel Detector(WIP)を展示しております。
(近藤雅敏 マーケティング本部CTマーケティングアシスタントプロダクトマネージャー)


●Cardiovascular X-Ray
幸田哲明 マーケティング本部Cardio VascularプロダクトマネージャーAlluraXperFD20
ITEM2006ではAlluraXperFD20を紹介しています。AlluraXperFD20はフラットパネル専用に開発されたプラットフォーム,Xperを採用し30cm×38cmの長方形フラットパネルを搭載しています。長方形のフラットパネルは関心領域に合わせ回転することが出来るため,全身の検査や治療に対応することが可能です。また血管撮影装置としては初めて2048×2048マトリクスでの撮影を可能にし,超高精細な画像を得ることが出来るようになりました。これまで必要であった拡大撮影をデジタルによる画像拡大に置き換え,・被ばく・造影剤使用量・手技時間を減らす可能性を持っています。インターベンションを支援するワークステーションでは,回転撮影後瞬時に3次元画像再構成し表示が可能なIntegris 3D-RAや軟部組織や低濃度の病変や薬剤が血管撮影室内で描出できるXperCT,リアルタイムに透視画像と3次元画像を重ね合わせマップ表示 する3Dロードマップを紹介しています。
(幸田哲明 マーケティング本部Cardio Vascularプロダクトマネージャー)

●General X-Ray
General X-Ray

河村 武 営業本部テクニカル&クリニカルサポート部X-rayアプリケーションスペシャリスト

今回の展示では、一般撮影のFPD搭載装置を広く皆様にご使用頂くため,Digital Diagnost VMのコンパクト版を紹介しています。
VMコンパクトは,名前の通り場所を取らず省スペースに設置できます。一方で,FPDの可動範囲を広げ,軸位撮影を含むさまざまな撮影を容易に行うことができます。さらに患者様の楽な体位でポジショニングできるので,検査の負担を軽減する可能性を持っています。
本装置に搭載されたFPDは,今や世界の主流となっているCsIを使用した信頼度の高い間接変換方式です。CsIはX線変換効率が高く,従来の半分以下の線量でもご使用いただいています。
また,情報量の多いFPDの性能を最大限に引き出すため,当社では,マルチ周波数処理“UNIQUE”(ユニーク)という技術を導入いたしました。これは,画像を各周波数成分に分け,それぞれの周波数成分を自由に選択して強調することができる技術です。通常は,隠れてしまうような僅かのコントラスト変化を描出することが可能になりました。
さらにこの他にも,立位撮影装置のDigital Diagnost VS,臥位撮影装置のDigital Diagnost TH,多目的撮影装置Digital Diagnost VM,またこれら装置を組み合わせたラインナップをご用意しており,さまざまなニーズに応じた撮影に対応いたします。
(河村 武 営業本部テクニカル&クリニカルサポート部X-rayアプリケーションスペシャリスト)


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