日立アロカメディカル(株)は,5月23日(水)に本社会議室にて,ノートPC型の本体と搭載台を組み合わせた超音波診断装置の新製品「Noblus(ノブルス)」の発表会を開催した。
同社常務取締役営業統括本部長・瀬戸口興重氏の開会の挨拶に続いて,同社マーケティング本部プロダクト企画部副部長・反保 誠氏が,新製品の紹介を行った。
Noblusは,超音波に特化したデジタル信号処理回路“UltraBE(Ultrasound Broadband Engine)”を搭載している。UltraBEは,同社上位機種にも搭載されている日立メディコ社独自の技術で,高度の超音波ビーム形成,画像処理を実現する。
またNoblusは,Real-time Tissue Elastography,Contrast Harmonic Imaging,4D(Real-time 3D),STIC(Spatio-temporal Image Correlation),CWドプラなどの高機能も充実しているため,ルーチン検査から精査まで1台でカバーできる。
プローブも,ルーチン検査に必要なスタンダードタイプ,術中用,体腔内用など,幅広いラインナップを用意している。プローブ増設ユニットをカートに搭載することで,最大3本のプローブを接続することが可能。従来の同社HI VISIONシリーズのプローブを使用することもできる。 |