ソフトバンクテレコム(株)は,10月15日(木),東京国際フォーラムにてビジネスシーンにおけるiPhone活用事例について,説明会を開催した。
開会の挨拶で,ソフトバンクテレコム(株)代表取締役副社長の宮内 謙氏は,ビジネスの現場でもスマートフォンの大きなうねりが起こっている現在,“モバイルインターネット”がどう発展していくのかをiPhoneを使って是非実感してほしいと述べた。
続いて,(株)ジェイマックシステム代表取締役社長の古瀬 司氏は病院で働いている医師や看護師,薬剤師のためのハンディな情報端末としてのソリューションを埋め込んで活用できるiPhone用PDAコンテンツ「M2plus」を紹介した。また,イーサイトヘルスケア(株)代表取締役社長で画像診断医の松尾義朋氏は,ジェイマックシステムのDICOM画像ワークステーション「VOX-BASE U」から医療画像をiPhoneにメール送信することで,利便性が高く低コストな遠隔画像診断が活用できると述べた。ジェイマックシステムでは,「VOX-BASEU」からiPhoneに送ったPDF画像の画質評価を目的とした共同研究にも全国4か所で取り組んでいる。
次に,(株)メディヴァ代表取締役社長の大石佳能子氏,桜新町アーバンクリニック院長の遠矢純一郎氏が在宅医療における情報共有や業務の効率化におけるiPhoneの有用性や活用例について説明した。
このほか第2部として,法人におけるiPhone導入のさまざまな事例も紹介され,140名の来場者が熱心に耳を傾けていた。
※ソフトバンクテレコムとジェイマックシステムの共同研究に関するプレスリリースはこちら。 |